投資信託やETFは6000種類以上!選び方に迷う理由
2020年時点で日本国内に流通している投資信託は約6000本もあります。
これだけ多くの商品があると、どれを選べば良いか悩んでしまうのも当然です。
そこで本記事では、投資信託・ETFを初心者でも失敗しない選び方について解説します。
【基礎知識】投資信託を選ぶときに押さえるべき4つのポイント
①運用残高30億円以上のファンドを選ぶ
投資信託を選ぶ際は、運用残高が30億円以上あるファンドを選びましょう。
運用残高が小さいファンドは、繰上げ償還(早期終了)リスクが高いため、長期運用に向いていません。
強制的に現金化されるリスクを避けるためにも、一定規模の資産が集まっているファンドを選ぶことが重要です。
②低コストのファンドを選ぶ
同じインデックスに連動するファンドでも、**信託報酬(運用コスト)**が異なります。
運用コストは、積み重なると長期的に大きな差になります。
基本的には、**手数料無料(ノーロード)**かつ、信託報酬が低いファンドを選びましょう。
③積立NISA対象商品の中から選ぶ
初心者の場合、**金融庁が選定した「積立NISA対象商品」**の中から選ぶのがおすすめです。
積立NISA対象商品は、
- コストが一定水準以下
- 長期・積立・分散投資に適している といった条件を満たしており、安心感があります。
④投信ブロガーが選ぶ「Fund of the Year」を参考にする
「投信ブロガーが選ぶFund of the Year」というランキングも参考になります。
営業目的ではなく、個人投資家目線で本当に良いと思う投資信託に投票されているため、信頼性が高いです。
証券会社の売れ筋ランキングとあわせて、こちらもチェックすると良いでしょう。
【実例紹介】私が選んだ投資信託・ETF
私自身は現在、
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド を保有しています。
楽天・全米株式インデックス・ファンドは、つみたてNISA枠で積立中です。
まだ投資を始めて半年程度ですが、まずはこの2本でコツコツ資産形成を進めています。
今後も、コスト・運用残高・対象市場などをよく比較しながら、ポートフォリオを充実させていきたいと考えています。
まとめ:初心者は「低コスト・積立NISA対象」を軸に選ぼう
投資信託・ETF選びで失敗しないためには、
- 運用残高が30億円以上
- 手数料が低い
- 積立NISA対象
- 信頼できる評価(Fund of the Year)
といった条件を意識することが大切です。
まずは基本を押さえた上で、自分の投資スタイルに合った商品を選んでいきましょう。