こんにちは!この記事は、「国の借金が大変だ!」というニュースの陰で、意外と語られない**「じゃあ、日本の国の資産っていくらあるの?」**という疑問を、ChatGPT o3と共に調べてみたものです。財務省などの公的データをもとに、私たちの国、日本の「財産」と「借金」のリアルな姿に迫ります。
衝撃!日本の「隠れた資産」、その総額とは?
普段、「国の借金1000兆円超え!」といったショッキングな数字は見聞きするものの、国がどれだけの「資産」を持っているかご存知ですか?
財務省が公表している「国の財務書類(一般会計・特別会計)」の貸借対照表(バランスシート)によると、なんと令和5年度末(2024年3月末)時点で、国の資産総額は778兆8,806億円にも上るのです。
これは、国が保有する現金、預金、価値ある株などの有価証券、そして全国の土地や建物、さらには企業への出資金など、あらゆる「財産」を合計した金額。想像を超えるスケールですよね。
あなたにも「分け前」が?国民一人あたりの国の資産
では、この莫大な国の資産を、私たち国民一人ひとりに換算するといくらになるのでしょうか?
総務省統計局の推計によると、2025年1月1日時点の日本の人口は約1億2,359万人。この数字を使って計算してみると…
778兆8,806億円÷1億2,359万人≈ 一人あたり約630万円
という結果に!つまり、単純計算ではありますが、私たち一人ひとりに約630万円分の「国の資産」が存在する、と言えるのです。これはちょっと驚きではないでしょうか?
一方、気になる「国の借金」は…?
さて、ここで気になるのが、やはり「国の借金」です。財務省の公表データを見てみましょう。
国の借金総額(国債・借入金・政府短期証券の合計)は、令和7年3月末時点で1,323兆7,155億円に達する見込みです。
これを先ほどと同じように国民一人あたりで計算すると…
1,323兆7,155億円÷1億2,359万人≈ 一人あたり約1,071万円
やはりこちらも大きな金額ですね。
【徹底比較】資産630万円 vs 借金1,071万円 – 日本の家計簿はどうなってる?
ここで、国民一人あたりの資産と借金を並べて見てみましょう。
項目 | 金額 |
---|---|
一人あたりの資産額 | 約630万円 |
一人あたりの借金額 | 約1,071万円 |
Google スプレッドシートにエクスポート
この数字を見ると、確かに「借金」が「資産」を大きく上回っている現状が見て取れます。その差額は、一人あたり約441万円のマイナス(純負債)ということになります。
しかし、重要なのは**「借金だけが全てではない」**ということ。私たちの国には、同時に約630万円もの「資産」も確実に存在しているのです。
まとめ:借金に目を向けるなら、資産も忘れずに!バランス感覚が大切
今回の調査で、「国の借金」が注目されがちな日本の財政ですが、実は巨額の「資産」も保有していることが分かりました。
もちろん、借金が多い現状は軽視できません。しかし、国の財政状態を正しく理解し、建設的な議論を進めるためには、負債(借金)だけでなく、資産にも目を向け、その両面から総合的に評価する視点が不可欠ではないでしょうか。
「借金まみれ」というイメージだけでなく、「実はこんなに資産もあるんだ」という事実も知っておくことで、国の将来に対する見方も少し変わってくるかもしれませんね。
参考資料
- 財務省:令和5年度「国の財務書類(一般会計・特別会計)」
- 財務省:国の借金(令和7年3月末時点)
- 総務省統計局:人口推計(2025年1月1日現在)