私は現在(2025年12月10日)、docomoのギガライトを使っています。
データ使用量はだいたい月7GBくらいです。
この使い方だと、ギガライトの料金が上限ステップにかかりやすく、ahamoの方が良いのではないかと気になりました。
この記事では、ギガライトとahamoの料金と使い勝手を整理し、どんな人に向くのかをまとめます。
最後に、UQ mobile や Y!mobile などの他プランも簡単に比較します。
ギガライトの特徴
ギガライトは、月のデータ使用量に応じて1GB、3GB、5GB、7GBの段階で料金が変わる従量制プランです。新規受付は2023年6月30日で終了していますが、既存契約者は継続利用可能です。
定期契約なしの場合の月額目安は以下です。
| 月間データ量 | 月額料金(定期契約なし) |
|---|---|
| 1GBまで | 3,465円 |
| 3GBまで | 4,565円 |
| 5GBまで | 5,665円 |
| 7GBまで | 6,765円 |
また、当月のデータ量が7GBを超えると通信速度が最大128kbpsに制限されます。
ahamoの特徴
ahamoは、オンライン手続きが基本のシンプルプランです。
月額2,970円で30GB、国内通話5分無料が標準で付いています。
2024年10月1日から、料金はそのままに月間データ容量が20GBから30GBへ増量されました。
私のように月7GB前後使う人はどうなるか
私は月7GBくらい使うため、ギガライトでは上限ステップに入りやすい使い方です。
定期契約なしの上限ステップは6,765円です。
ahamoは2,970円で30GBなので、単純比較では次の差になります。
- 月あたり
6,765円 − 2,970円 = 3,795円 - 年あたり
3,795円 × 12 = 45,540円
つまり、私のように月7GB前後を安定して使う人は、料金面だけ見てもahamoへの変更メリットが大きくなりやすいです。
ギガライトのメリットはどこにあるか
ギガライトの強みは、今の視点だと次のように整理できます。
1. 低容量の月が多い人にとっては従量制が合う
月によって使用量が大きく上下し、1GB以下の月が頻繁にある人は、使った分だけ支払う構造が合理的です。ドコモ
2. 家族回線や固定回線との組み合わせで安くなる場合がある
ギガライトは、みんなドコモ割、ドコモ光セット割、dカードお支払割などの割引構成によって、1GB以下の月の実質負担が下がる例が公式に示されています。
この条件が強く噛み合う家庭では、低容量月に限ってはahamoより安くなる可能性があります。
逆にギガライトが合いにくい人
- 月5GBから7GBをコンスタントに使う人
- 7GBを超えることがたまにでもある人
この層は、ギガライトの上限料金と速度制限の影響を受けやすいです。
私自身もこのパターンに近く、ここが一番の悩みどころでした。
まとめ。月7GB前後ならahamoは現実的に強い
私のように月7GB前後を使う人は、ギガライトだと料金が高止まりしやすく、しかも7GB超過時の速度制限リスクがあります。
一方、ahamoは月額2,970円で30GB、5分通話無料が付帯するため、コストと安心感のバランスが非常に良いと感じます。
参考として。ahamo以外の選択肢
ここからは簡易比較です。
ahamoとギガライトの検討が中心の方は、選択肢の幅を確認する目的で眺める程度で十分です。
UQ mobile
UQ mobileの「トクトクプラン2」は、データ利用量に応じて支払額が変わる仕組みで、30GBまでの利用帯が用意されています。基本使用料は4,048円で、自宅セット割やカード割などの条件により支払額が変動します。uqwimax.jp
回線品質はau系なので、エリア重視の比較対象としては有力です。
Y!mobile
Y!mobileは2025年9月に「シンプル3」へ移行し、Sが5GB、Mが30GB、Lが35GBという構成です。
割引条件が揃う家庭では料金が下げやすい設計です。プランの詳細は公式案内で確認できます。
楽天モバイル
段階制の「Rakuten最強プラン」は、使用量が少ない月のコストを抑えやすい設計です。
ただし山間部のつながりやすさを最優先にする場合は、ドコモやau系と実地の使用感で比較した方が安心です。
結論
- 私のように月7GB前後使う人は、ギガライトの上限ステップに入りやすい。
- その条件なら、ahamoは料金と容量の両面で分かりやすく有利。
- ギガライトの価値は、低容量月が多い人や割引構成が強く噛み合う家庭に寄りやすい。
この整理で見ると、ギガライトが万人向けに見えにくいのは自然だと思います。
ただ、使い方と割引条件が合う人に限っては一定の合理性が残るプランです。
