標準偏差の関数って何？【Excel】

Excelには標準偏差を計算するためのいくつかの関数が用意されています。これらはデータセットのばらつきの程度を示すために使用されます。主な標準偏差関数は以下の通りです：

1. STDEV.P（またはSTDEVP）:
   • これは母集団全体の標準偏差を計算します。つまり、分析対象のデータが母集団全体を代表している場合に使用します。
   excelCopy code=STDEV.P(数値1, [数値2], ...)
2. STDEV.S（またはSTDEV）:
   • これは標本の標準偏差を計算します。つまり、分析対象のデータが母集団の一部（標本）を代表している場合に使用します。
   excelCopy code=STDEV.S(数値1, [数値2], ...)
3. STDEVA:
   • これは標本の標準偏差を計算し、テキストや論理値（TRUE/FALSE）もデータとして扱います。
   excelCopy code=STDEVA(数値1, [数値2], ...)
4. STDEVPA:
   • これは母集団の標準偏差を計算し、テキストや論理値もデータとして扱います。
   excelCopy code=STDEVPA(数値1, [数値2], ...)

これらの関数は、データセットの数値の配列または数値が含まれるセル範囲を引数として受け取ります。適切な関数の選択は、分析対象のデータが母集団全体を代表するのか、それとも標本を代表するのかによって異なります。

参考になれば、幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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