【Python × WordPress】PythonからWordPressに記事を投稿してみた｜下書きまでの実装手順

はじめに

Pythonを使ってブログ運営をもっと効率化できないかと考え、
今回は「PythonからWordPressに記事を投稿する方法」を勉強しました。

結果として、下書きの投稿まで成功したので、
その手順とポイントを備忘録的にまとめておきます。

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Step1：WordPressの「アプリケーションパスワード」を発行する

PythonからWordPressを操作するには、認証情報（API用のパスワード）が必要です。

発行手順

1. WordPress管理画面にログイン
2. 左メニュー「ユーザー」→「プロフィール」をクリック
3. ページ下部にある「アプリケーションパスワード」を探す
4. 「新しいアプリケーションパスワード名」を記入（例：Python連携用など）
5. 「新しいアプリケーションパスワードを追加」をクリック
6. 生成されたパスワードをコピーして控えておく

※このパスワードは一度しか表示されないので、必ずメモしておきましょう。

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Step2：Pythonスクリプトで記事を投稿する

以下のスクリプトを使うことで、WordPressに下書き投稿ができます。

import requests

# WordPressサイトのURL
url = 'https://morinokabu.com'

# WordPressのユーザー名とアプリケーションパスワード
api_user = 'mori'  # ← あなたのWordPressユーザー名
api_password = 'ここにアプリケーションパスワードを入力'

# 記事データの定義
post_data = {
    'title': 'Hello,World!',
    'content': 'テストです',
    'slug': 'python-post-test',
    'status': 'draft'  # 「下書き」状態。公開したい場合は 'publish'
}

# APIのエンドポイントURL
post_api_url = f'{url}/wp-json/wp/v2/posts'

# POSTリクエストで記事を送信
response = requests.post(post_api_url, json=post_data, auth=(api_user, api_password))

# レスポンスを確認
res_json = response.json()
print(res_json)

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実行結果

このコードを実行すると、WordPressの管理画面の「投稿」一覧に下書き記事が追加されているのが確認できます。

タイトルは「Hello,World!」
本文は「テストです」
スラッグは「python-post-test」
ステータスは「下書き（draft）」として保存されています。

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補足：post_dataでできることはたくさんある

post_dataの中には、他にも以下のような情報を設定できます：

• categories: カテゴリIDを指定
• tags: タグIDを指定
• excerpt: 抜粋を設定
• featured_media: アイキャッチ画像（メディアID）の設定
• content: HTMLでリンクや装飾も可能

今後はこれらも試して、自動記事投稿をより実用的にしていきたいと思います。

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まとめ

Pythonを使ってWordPressに記事を投稿する流れは以下の通りです：

1. WordPressでアプリケーションパスワードを発行
2. PythonでPOSTリクエストを構成
3. requestsライブラリで記事を送信
4. 結果を確認（投稿一覧をチェック）

メリット：

• 投稿作業の自動化ができる
• データ処理・外部APIと連携した動的記事生成が可能になる
• 記事作成フローの一部をプログラムに任せられる

少しでも参考になれば幸いです。