経緯
C#で「ボタンを押すと新しいフォームが開く」ようなアプリケーションを作成しようとした際、
そもそも新しいフォームをプロジェクトにどう追加すればよいのかが分からず、今回その方法を学びました。
初心者の方にも分かりやすいよう、手順を整理してご紹介いたします。
フォームの追加手順(Visual Studio)
新しいフォームを追加する手順は、Visual Studioの「ソリューションエクスプローラー」から行います。以下の手順で進めてください。
- ソリューションエクスプローラーでプロジェクト名を右クリック
- 「追加」を選択
- 「新しい項目」をクリック
- 「Windows フォーム」を選択
- 任意の名前を入力し、「追加」ボタンをクリック
この操作により、Form2.cs
などの新しいフォームファイルがプロジェクト内に追加されます。
以後は、他のフォームから以下のように呼び出すことが可能になります。
Form2 form2 = new Form2();
form2.Show();
補足:ファイル構成について
フォームを追加すると、以下のような3つの関連ファイルが生成されます。
Form2.cs
(フォーム本体のC#コード)Form2.Designer.cs
(フォームのデザインに関するコード)Form2.resx
(リソースファイル)
これらは自動で連動しており、特別な操作をしなくても問題ありません。
フォームの外観は通常、Visual Studioのデザイナ画面でマウス操作により調整できます。
まとめ
C#で複数のフォームを扱うには、Visual Studioの「ソリューションエクスプローラー」から
**「追加 → 新しい項目 → Windowsフォーム」**の順に操作することで、新しいフォームを簡単に追加できます。
追加したフォームは.Show()
や.ShowDialog()
で呼び出すことができ、アプリケーションの画面構成を柔軟に設計できます。
これから複数画面構成のアプリを作成される方にとって、基本となる操作です。ぜひ参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。