目次
背景
Excelで複雑な数式を使用しているとき、
どのような考えで数式を組んだのかを後から見返せるように記録しておきたいことがあります。
しかし、セル内にそのままメモを書いてしまうと、見た目が崩れてしまい実用的ではありません。
そこで、「セルにマウスを載せたときだけ説明が表示される」ようにする方法を学びました。
解決策:「新しいメモ」を使う
結論としては、Excelの**「新しいメモ」**機能を使えば、
セルの上にマウスを載せたときに思考や補足を表示することができます。
メモを追加する手順
- 思考や説明を残したいセルを選択します。
- セルを右クリックします。
- 表示されるメニューの中から「新しいメモ」を選びます。
- メモの入力ウィンドウが表示されるので、そこに記録したい内容を書き込みます。
- 入力が完了すると、セルの右上に小さな赤いマークが表示されます。
- セルにマウスカーソルを載せると、メモの内容がポップアップ表示されます。
メモとコメントの違いに注意
Excelには「メモ(旧:コメント)」と「コメント(スレッド付き)」の2種類があります。
- メモ:簡単な説明や注釈に使う。マウスオーバーで表示。
- コメント:複数人のやり取りができるチャット形式(Office 365以降)。常に表示される。
今回の目的に合うのは、「メモ」です。
まとめ
Excelでは、「新しいメモ」機能を使うことで、
セルの上にマウスを載せたときにだけ補足情報を表示することができます。
複雑な数式や計算の意図を記録しておきたい場合、
見た目を崩さずに思考を残せる便利な手段です。
ぜひ業務や資料作成にご活用ください。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。