目次
使用環境
- OS:Windows 10 Pro(バージョン:20H2)
- ソフト:Microsoft Excel
経緯
Excel作業中に、文字列の中にセルの値を埋め込んで表示させたいと思いました。
たとえば、「連絡先:〇〇〇-〇〇〇〇」のように、文字列とセルのデータを一緒に表示させるイメージです。
今回、その方法について学びました。
解決方法:&
演算子を使って文字列とセルを連結する
Excelでは、
文字列とセルの値を結合するために、&
演算子を使用します。
基本構文
="文字列" & セル参照
コード例(セルC7の値を連絡先として表示する)
="連絡先:" & C7
コード解説
=
(イコール)から数式を開始します。"連絡先:"
のように**ダブルクォーテーション(””)**で囲って文字列を書きます。&
(アンパサンド)を使って、文字列とセルC7の値を結合します。
これにより、セルC7に「090-xxxx-xxxx」といった電話番号が入っている場合、
「連絡先:090-xxxx-xxxx」という形で表示できます。
さらに応用(複数セルを組み合わせる)
たとえば、次のように文字列+セル+文字列+セルのように、複数連結することもできます。
複数連結のコード例
="氏名:" & A2 & " 連絡先:" & C7
このようにすれば、
「氏名:○○○ 連絡先:090-xxxx-xxxx」
のようなレイアウトを一つのセルで作成することも可能です。
まとめ
Excelで文字列の途中にセルの値を埋め込みたい場合は、
"文字列" & セル参照
という形で、&
演算子を使って連結するのが基本です。
簡単にセルの内容をメッセージの一部に組み込めるため、
資料作成やデータ整形の際に非常に便利です。
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。