目次
使用環境
- OS:Windows 10 Pro(バージョン:20H2)
- ソフト:Microsoft Excel(バージョン:2108)
経緯
Excelで作成したデータをPDF化した際に、
印刷時のサイズやレイアウトが変わってしまう現象に悩まされました。
見た目通りにPDFに保存できず、毎回手作業で調整するのが煩雑だったため、
今回、サイズを正しく合わせる方法について学びました。
解決方法:拡大縮小オプションで印刷倍率を設定する
Excelでは、**印刷設定の「拡大縮小オプション」**を調整することで、
PDF出力時のサイズやレイアウトを整えることができます。
操作手順
- Excel画面上部の**「ファイル」**タブをクリックします。
- 左側メニューから**「印刷」**を選択します。
- 「印刷」画面内にある**「拡大縮小なし」**などの項目をクリックします。
- 表示されたメニューの一番下にある**「拡大縮小オプション…」**を選択します。
- **「拡大縮小印刷」**という設定項目が中央に表示されます。
- **「次の倍率で印刷」**を選び、希望する倍率(例:100%)を指定します。
これにより、Excel上の見た目に近いサイズでPDF保存が可能になります。
ポイントまとめ
- 100%指定にすると、原寸大のまま出力できます。
- 必要に応じて、倍率を微調整することで余白やページズレを防ぐことができます。
- 「シートを1ページに印刷」などの設定も併用可能ですが、意図しない縮小が起きやすいので注意が必要です。
補足:なぜサイズが変わるのか?
今回、明確な原因は特定できませんでしたが、
Excelは印刷プリンタ設定に応じて自動で拡大縮小をかける仕様があり、
その影響で、見た目と印刷結果に差が出ることがよくあります。
特に、
- デフォルトプリンタの違い
- ページ設定のズレ
- マージン(余白)の自動調整
などが絡むと、サイズの変化が起きやすくなります。
まとめ
ExcelでPDF化するときにサイズが変わってしまう場合は、
- ファイル → 印刷 → 拡大縮小オプション → 拡大縮小印刷 → 100%指定
この手順で調整することで、
見た目通りのサイズを維持したままPDF出力が可能になります。
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。