目次
はじめに
今回は、**VBAでフォントや図形の色を指定する際に使用する「RGB値」**について勉強しました。
使用環境は以下のとおりです。
- OS： Windows 10 Pro
- バージョン： 20H2
背景
VBAで色を設定する際、
RGB関数で「赤・緑・青」の数値を指定して色を表現する必要がある場面がありました。
しかし、どの色がどの数値に対応するのか分からず困ったため、今回まとめて整理しました。
RGB値とは
RGBとは、
- R（Red／赤）
- G（Green／緑）
- B（Blue／青）
のそれぞれの強さを0～255の間で指定して、色を表現する方法です。
例えば、RGB(255, 0, 0)と指定すると、赤色になります。
主な色のRGB値一覧
| 色名 | RGB値 |
|---|---|
| 黒 | RGB(0, 0, 0) |
| 白 | RGB(255, 255, 255) |
| 赤 | RGB(255, 0, 0) |
| 青 | RGB(0, 0, 255) |
| 緑（黄緑寄り） | RGB(0, 255, 0) |
| 黄色 | RGB(255, 255, 0) |
| 水色 | RGB(0, 255, 255) |
| ピンク（濃い目） | RGB(255, 0, 255) |
| グレー | RGB(128, 128, 128) |
※「極端な値（0または255）」を中心に抜粋しています。
もちろん、0～255の間で自由に値を調整すれば、無限に近いカスタムカラーを作成できます。
実際の使用例（VBAコード）
フォントカラーを赤色に設定する場合は、以下のように記述します。
Range("A1").Font.Color = RGB(255, 0, 0)
また、図形の塗りつぶしを水色にする場合は、
ActiveSheet.Shapes(1).Fill.ForeColor.RGB = RGB(0, 255, 255)
のように記述できます。
まとめ
- VBAでは、RGB関数を使って色を指定する。
- 各色の強さは0～255の間で調整できる。
- 主な色は、覚えやすい極端な数値の組み合わせ（0または255）で表現できる。
- 細かいニュアンスを出したい場合は、0～255の間で自由に調整可能。
今回の学びを通じて、色指定もコードによる制御の一部であることを改めて実感しました。
今後は、よりデザイン性を意識したVBAプログラム作成にも取り組んでいきたいと考えています。
