目次
円貨決済とは?手間いらずで簡単に外国株を購入できる方法
円貨決済とは、日本円でそのまま外国株を購入する方法です。
例えば、楽天証券やSBI証券などでは、円貨決済と外貨決済の両方を選べる場合があります。
円貨決済のメリットは、事前にドルなどの外貨に両替する必要がない点です。
日本円のまま注文できるので、初心者にとって手続きが非常に簡単です。
ただし、デメリットもあります。
円貨決済では、証券会社が定めた為替レートが適用されるため、為替手数料(スプレッド)が割高になりがちです。
一般的な為替手数料は、1ドルあたり25銭程度が標準的とされています。
外貨決済とは?手数料を抑えたい人向きの方法
外貨決済とは、事前に日本円を米ドルなどの外貨に両替しておき、その外貨で外国株を購入する方法です。
メリットは、両替手数料を安く抑えられる点にあります。
特に系列のネット銀行(例:住信SBIネット銀行、楽天銀行)を利用すると、為替コストを低くできる場合があります。
また、円高のタイミングで外貨を仕込んでおけば、為替差益も狙うことができます。
デメリットとしては、
- 事前に外貨を調達する手間がかかる
- 外貨管理が別途必要になる
という点が挙げられます。
【比較】円貨決済と外貨決済どっちがいい?選び方のポイント
比較項目 | 円貨決済 | 外貨決済 |
---|---|---|
手間 | 少ない(簡単) | 多い(外貨両替が必要) |
為替手数料 | 割高(例:25銭) | 割安(例:4銭〜) |
タイミング | 購入時の為替レートに依存 | 円高時に両替すれば有利 |
管理方法 | 円のみ | 外貨口座の管理が必要 |
基本的には、手軽さを重視するなら円貨決済、コストを重視するなら外貨決済が向いています。
まとめ:初心者はまず円貨決済、慣れてきたら外貨決済に移行しよう
円貨決済と外貨決済にはそれぞれメリット・デメリットがあります。
初心者はまず、
- 手間がかからない円貨決済から始め、
- 取引に慣れてきたら、コストを抑えるために外貨決済に切り替える
という流れがおすすめです。
私自身も現在は円貨決済で取引していますが、今後は外貨決済に切り替えて、配当金の運用も効率化していきたいと考えています。
自分のスタイルに合わせて、最適な方法を選びましょう。