なぜネット証券をおすすめするのか
ネット証券を選ぶ最大の理由は、手数料の安さにあります。
店舗型証券に比べてコストを抑えられるため、長期投資や資産形成を目指すうえで大きなメリットとなります。
今回は特におすすめしたい、SBI証券・楽天証券・マネックス証券の3社について詳しくご紹介いたします。
3社比較|取り扱い銘柄数・手数料・サービス一覧
取り扱い銘柄数(米国株)
証券会社 | 個別銘柄 | ETF | ADR |
---|---|---|---|
SBI証券 | 約1,869銘柄 | 約280銘柄 | 約141銘柄 |
楽天証券 | 約2,661銘柄 | 約301銘柄 | 約176銘柄 |
マネックス証券 | 約3,259銘柄 | 約291銘柄 | 約125銘柄 |
※ADR(米国預託証券)とは、米国外の企業が発行した株式を裏付けとする米国市場上場の証券を指します。
※データは2019年12月17日時点のものです。
手数料比較(米国株取引)
証券会社 | 通貨 | 売買手数料 | 最低手数料 | 手数料上限 | 為替手数料(片道) |
---|---|---|---|---|---|
SBI証券 | 米ドル・日本円 | 0.45% | 0ドル | 20ドル | 4銭(住信SBIネット銀行利用時) |
楽天証券 | 米ドル・日本円 | 0.45% | 0ドル | 20ドル | 25銭 |
マネックス証券 | 米ドル・日本円 | 0.45% | 0ドル | 20ドル | 買付無料、売却25銭 |
※データは2019年12月17日時点のものです。
注文方法・その他サービス
項目 | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 |
---|---|---|---|
注文方法 | 成行、指値、逆指値 | 成行、指値 | 成行、指値、逆指値、トレードストップ、OCO、連続注文 |
有効期限 | 最長90日 | 最長90日 | 最長90日 |
自動積立サービス | あり | なし | なし |
各社の特徴とおすすめポイント
SBI証券
SBI証券は、同グループの住信SBIネット銀行と連携することで、為替手数料を片道4銭まで抑えられる点が大きな魅力です。
さらに、米国株・ADR・ETFの自動積立サービスが提供されています。
定期的に指定銘柄を設定金額・株数で自動購入できるため、時間をかけずに機械的な積立投資が可能です。
為替手数料や積立の手間を気にする方には、非常に適した証券会社といえるでしょう。
楽天証券
楽天証券の最大のメリットは、楽天ポイントを活用できる点です。
楽天経済圏の拡大により、楽天市場、楽天カード、楽天銀行、楽天モバイルなど、日常生活のあらゆる場面でポイントを貯めることができます。
貯まったポイントは、楽天証券での株式購入に利用可能です。
また、付帯サービスとして、スマホアプリ経由で日本経済新聞を無料で閲覧できる特典もあります。
私自身も楽天証券をメイン口座として活用しています。
マネックス証券
マネックス証券の強みは、米国個別銘柄の取扱数が圧倒的に多い点にあります。
主要銘柄はSBI証券・楽天証券でも取引可能ですが、
よりマイナーな銘柄やニッチな企業にも投資したい場合には、マネックス証券が選択肢となります。
幅広い銘柄から投資対象を選びたい方には、特におすすめです。
まとめ|自分に合ったネット証券を選ぼう
私は現在、楽天証券をメイン証券会社として利用していますが、
将来的には、SBI証券をサブ口座として併用することも検討しています。
特に、SBI証券の米国株・ADR・ETF自動積立サービスには大きな魅力を感じています。
まだ投資を始めたばかりですが、これからも各社の特徴を試しながら、
自分に最も合った運用スタイルを模索していきたいと考えています。