【VOOとは?】バンガード・S&P500 ETFの特徴・メリット・注意点を徹底解説

目次

S&P500系の商品に興味を持ったきっかけ

IVV、QQQ、SPYなどの米国ETFを勉強している中で、
やはりS&P500に連動する商品を中心に資産運用したいと考えるようになりました。

そこで今回は、数あるS&P500系ETFの中でも特に人気の高い、
**VOO(バンガード・S&P500 ETF)**について詳しく学びました。

VOO バンガード・S&P500 ETFの概要

VOO(Vanguard 500 Index Fund ETF)は、
米国の主要業種を代表する大型株500銘柄で構成されるS&P500指数に連動する投資成果を目指すETFです。

このS&P500指数は、米国株式市場全体のパフォーマンスを表す代表的なベンチマークであり、
世界中の投資家に広く利用されています。(資料:楽天証券)

基本情報

  • 基準価額(米ドル):307.37(2020年8月7日現在)
  • 純資産総額:1548億4765万米ドル(2020年7月31日現在)
  • 経費率:0.03%

※いずれも楽天証券調べ

VOOの組入れ上位銘柄(2020年8月11日現在)

銘柄名業種保有比率(概算)
マイクロソフト(MSFT)ソフトウェア・サービス約5.99%
アップル(AAPL)テクノロジー・ハードウェア約5.77%
アマゾン・コム(AMZN)小売約4.49%
フェイスブック(FB)メディア・娯楽約2.12%
アルファベット(GOOGL/GOOG)メディア・娯楽約3.25%(両銘柄合算)
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)医薬品・バイオテクノロジー約1.44%
バークシャー・ハサウェイ(BRK)金融約1.32%
ビザ(V)ソフトウェア・サービス約1.26%
プロクター・アンド・ギャンブル(PG)消費財約1.15%

※参考:Bloomberg

GAFAM(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)中心に、
米国を代表する超大型企業が上位に名を連ねています。

VOOを選ぶ理由

理由1:構成銘柄が優秀でリスク分散されている

VOOに組み入れられているのは、
誰もが知る米国の超優良企業ばかりです。

S&P500という指数自体が、時価総額上位の銘柄を自動的に入れ替える仕組みになっているため、
常に米国経済の中心企業に投資していることになります。

つまり、自然とリスク分散が図られているという安心感があります。

理由2:圧倒的な低コスト

VOOの**経費率はわずか0.03%**です。

同じS&P500連動型ETFである、

  • IVV:0.04%
  • SPY:0.09%

と比較しても、最もコストが低いことが魅力です。

長期投資において、コストの差はリターンに大きな影響を与えるため、
経費率の低さは重要なポイントになります。

デメリット:リターンが大きく跳ねることは少ない

VOOの想定リターンは、過去実績をもとにすると年率7〜8%程度とされています。

個別株、たとえばアマゾン(AMZN)が20年で株価500倍となったような、
爆発的なリターンは期待できません。

そのため、「退屈な投資」と評されることもあります。

しかし、私自身は「着実に資産を増やしたい」という考えが強いため、
この点をデメリットとは感じていません

むしろ、堅実な成長を目指すには最適な選択肢だと考えています。

まとめ|VOOは長期資産形成に最適なETF

今回は、**バンガード・S&P500 ETF(VOO)**について学びました。

S&P500連動型のETFをいくつか比較検討しましたが、
経費率が最も低く、資産規模も大きいVOOを選びたいと考えています。

バンガード社は、私が積立投資している「楽天・全米株式インデックス・ファンド」にも関わっており、
その運用哲学や信頼性にも安心感を持っています。

今後もVOOを中心に、着実な資産形成を目指していきたいと思います。

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この記事を書いた人

私が勉強したこと、実践したこと、してることを書いているブログです。
主に資産運用について書いていたのですが、
最近はプログラミングに興味があるので、今はそればっかりです。

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