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【VBA】マクロを途中で終了する Exit Sub と End の違いと使い分け
はじめに VBAでマクロを作成する際、特定の条件を満たした場合に、処理を途中で終了させたい場面がよくあります。例えば、「必要なファイルが見つからない」「入力必須のセルが空白である」といったケースです。 VBAには、処理を中断するためのステートメ... -
【VBA】イミディエイトウィンドウの出力を見やすく整形する方法 (Debug.Print)
はじめに VBAでマクロのデバッグ(動作確認やバグ修正)を行う際、Debug.Print を使ってイミディエイトウィンドウに変数の値を出力するのは、非常に有効な手段です。しかし、複数の値をただ連結して表示しただけでは、文字列の長さがバラバラで、結果がず... -
【VBA】LSet / RSet で、固定長文字列の文字を左詰め/右詰めにする方法
はじめに VBAの「固定長文字列」は、指定した文字数に満たない場合に、自動でスペースが追加(パディング)される便利な機能です。しかし、デフォルトの挙動では、代入するデータが文字列なら左詰め、数値なら右詰めとなり、細かなアライメント(文字寄せ... -
【VBA】固定長の文字列を作成する方法 (String * Length) とその注意点
はじめに VBAで文字列を扱う際、通常は Dim myString As String のように宣言し、その中身の長さは可変です。しかし、古いシステムとのデータ連携や、特定のファイルフォーマットに合わせてデータを作成する際には、「商品コードは必ず8文字」「数量は必ず... -
【VBA】Err.Clear の使い方 | ループ内のエラー処理で必須のテクニック
はじめに VBAで On Error Resume Next を使ってエラーを無視する処理を書く際、特にループの中で使う場合には注意が必要です。VBAの Err オブジェクトは、一度エラー情報を記録すると、次に別のエラーが発生するか、プログラムが終了するまで、そのエラー... -
【VBA】エラー処理後に元の処理を再試行(リトライ)する方法 (Resume)
はじめに VBAでエラー処理を行う際、エラーをユーザーに通知してマクロを終了するだけでなく、「エラーの原因をプログラムで修正し、失敗した処理をもう一度やり直したい」という高度な制御が必要になることがあります。 例えば、「書き込み先のシートが存... -
【VBA】エラーの種類を判別して処理を分岐する方法 (Errオブジェクト)
はじめに VBAのエラー処理において、On Error GoTo はエラーが発生したら一律で同じ場所にジャンプするため、エラーの種類に応じた細かい対応がしにくい場合があります。一方で On Error Resume Next はエラーを無視するだけなので、エラーが起きたこと自... -
【VBA】エラーを無視して処理を続行する On Error Resume Next の使い方と注意点
はじめに VBAマクロの実行中にエラーが発生すると、通常はプログラムが停止してしまいます。しかし、時には「この処理でエラーが起きても問題ないので、無視して次の行に進んでほしい」という場面があります。 その代表例が、「マクロの最初に、前回作成し... -
【VBA】エラー処理を途中で解除する On Error GoTo 0 の使い方
はじめに VBAのエラー処理 On Error GoTo [ラベル名] は、一度設定すると、そのプロシージャが終了するまで有効です。しかし、「マクロの一部分だけでエラーを監視し、それ以外の部分では通常通りエラーで停止させたい」という場面があります。 このような... -
【VBA】エラー処理の基本!On Error GoTo でエラー発生時に処理を分岐する方法
はじめに VBAマクロの実行中に、存在しないシートを選択しようとしたり、0で割り算をしようとしたりすると、エラーが発生してプログラムが強制的に停止してしまいます。これは、マクロの利用者にとっては不親切ですよね。 VBAの On Error GoTo ステートメ... -
【VBA】ワークシートを独自のオブジェクトとして扱う上級テクニック
はじめに VBAで特定のワークシートを操作する際、通常は Worksheets("データシート").Range("A1")... のように、長くて少し分かりにくいコードを記述します。しかし、VBAには、ワークシートそのものを一つの独立したオブジェクトと見なし、独自のメソッド... -
【VBA】クラスモジュールでプロパティ名と引数名が同じ時の解決法 (Meキーワード)
はじめに VBAのクラスモジュールで、クラスの初期化処理などを作成する際、プロパティ名と、それに値を設定するためのメソッドの引数名が、同じになってしまうことがよくあります。 例えば、「商品」クラスが Name というプロパティを持ち、初期化メソッド... -
【VBA】カスタムコレクションクラスの作り方|複数オブジェクトをスマートに管理する
はじめに VBAで自作のクラス(オブジェクト)を複数扱う際、それらを配列や標準の Collection オブジェクトで管理することが多いですが、いくつか不便な点があります。 配列: ReDim Preserve でのサイズ変更が少し面倒。 標準 Collection: どんな種類のオ... -
【VBA】クラスの初期化イベント Class_Initialize の使い方(コンストラクタ)
はじめに VBAのクラスモジュールを使って独自のオブジェクトを作成する際、オブジェクトが生成された(New された)瞬間に、プロパティの初期値を設定したり、何らかの準備処理を自動で実行したりしたい場合があります。 例えば、「商品」オブジェクトを作... -
【VBA】クラスにメソッド(Sub/Function)を定義する方法
はじめに VBAのクラスモジュールは、データ(プロパティ)と、そのデータを操作するための処理(メソッド)をひとまとめにした「オブジェクト」の設計図です。プロパティがオブジェクトの「状態」を表すのに対し、メソッドはオブジェクトの「振る舞い」を... -
【VBA】クラスのプロパティ定義 (Property Let/Get/Set) をマスターする方法
はじめに VBAのクラスモジュールでオブジェクトを作成する際、そのオブジェクトの「データ(属性)」を外部から安全に操作するための窓口となるのが「プロパティ」です。 プロパティを適切に定義することで、以下のような高度な制御が可能になります。 値... -
【VBA】クラスモジュールを使って、独自のオブジェクトを作成する方法(基本編)
はじめに VBAプログラミングを次のレベルに引き上げる強力な機能、それが「クラスモジュール」です。ユーザー定義型(Type)が、関連するデータ(変数)をまとめる「入れ物」だったのに対し、クラスは、その**データ(プロパティ)に加えて、関連する処理... -
【VBA】オブジェクト(Range/Worksheetなど)を返す関数の作り方 (Set)
はじめに VBAのFunctionは、通常、数値や文字列といった「値」を返します。しかし、より高度な使い方として、セル範囲(Range)やワークシート(Worksheet)といった「オブジェクト」そのものを戻り値として返すことができます。 オブジェクトを返す関数を... -
【VBA】ParamArrayで可変長の引数(任意の個数の引数)を受け取る方法
はじめに Excelの SUM 関数が、SUM(A1, A2) のように2つの引数でも、SUM(A1:A10) のように多数の引数でも、柔軟に計算できるのはなぜだろう、と考えたことはありませんか? VBAで自作の関数(Function)を作る際にも、受け取る引数の個数を固定せず、2個で... -
【VBA】IsMissing関数で、OptionalなVariant引数が省略されたか判定する方法
はじめに VBAで引数を省略可能にする Optional キーワードは非常に便利ですが、Variant 型の引数に対して使う場合は、一つ特別な注意点があります。それは、Optional な Variant 型の引数には、= デフォルト値 の形で初期値を設定できない、というルールで... -
【VBA】関数の引数を省略可能にする方法(Optionalキーワード)
はじめに 自作したVBA関数(Function)をより柔軟で使いやすくするために、「引数(ひきすう)を省略可能にしたい」という場合があります。例えば、通常は決まった値を使うけれど、時々その値を変更したい、といった引数です。 VBAでは、引数を宣言する際... -
【VBA】引数を持つFunction(関数)の作り方と使い方|戻り値の返し方
はじめに VBAのプロシージャには、これまで見てきた Sub の他に、もう一つ「Function」があります。Sub と Function の最大の違いは、Function は処理の結果として「戻り値(返り値)」を返すことができる点です。 Function を自作することで、Excelの SUM... -
【VBA】引数の参照渡し(ByRef)と値渡し(ByVal)の違いとは?
はじめに VBAでサブルーチンに引数を渡す際、「参照渡し(ByRef)」と「値渡し(ByVal)」という2つの方法があることをご存知でしょうか?この2つは似て非なるもので、違いを理解しないままでいると、「呼び出したマクロに変数を渡したら、元の値まで変わ... -
【VBA】サブルーチンに引数を渡す方法|再利用性の高いコードを書くための基本
はじめに VBAの処理をサブルーチン(部品化されたマクロ)に分割するとコードが整理されますが、そのままだと「特定のセル範囲」や「固定の文字列」に対してしか処理を実行できません。 サブルーチンをよりパワフルで再利用可能な「万能な部品」にするため... -
【VBA】処理をサブルーチン化(部品化)してコードを整理する方法
はじめに VBAでマクロを作成していると、一つのプロシージャの中に何十行、何百行とコードが連なり、「どこで何をやっているのか分からない…」と、巨大な「スパゲッティコード」になってしまうことがあります。このようなコードは、後から修正したり、他の... -
【VBA】Variant型の中身をTypeName関数で判定する方法
はじめに VBAの Variant 型は、文字列、数値、日付、さらにはセル範囲(Rangeオブジェクト)まで、あらゆる種類のデータを格納できる非常に柔軟なデータ型です。この特性を活かすと、様々な種類の引数を受け取れる、汎用性の高いマクロ(プロシージャ)を... -
【VBA】ユーザー定義型(Type)の使い方|複数の関連データをまとめて扱う
はじめに VBAでプログラムを書く際、一人の従業員に関する情報(社員ID、氏名、入社日など)のように、複数の関連データをひとまとめにして扱いたい場面がよくあります。これらの情報を別々の変数で管理すると、コードが煩雑になり、管理も大変です。 この... -
【VBA】Enumとビット演算で、複数の選択肢(フラグ)を管理する応用テクニック
はじめに ユーザーに「A, B, Cの中から好きなものを複数選択してください」といった機能を提供したい場合、通常のEnum(列挙型)ではうまく管理できません。Enumは基本的に択一式の選択肢を扱うものだからです。 しかし、Enumの各メンバーに 2のべき乗 (1,... -
【VBA】Enum(列挙型)の使い方|マジックナンバーをなくしコードを読みやすくする方法
はじめに VBAでプログラムを書いていると、「もし shippingType が 1 なら通常配送、2 なら速達…」のように、特定の数値を特定の意味として扱う場面がよくあります。 ' マジックナンバーを使った悪い例 Sub ProcessOrder(shippingType As Long) If shippin... -
【Excel VBA】Accessにテーブルを新規作成し、Excelからデータを流し込む方法
Excel VBAからAccessを操作する際、既存のテーブルにレコードを追加するだけでなく、テーブルそのものをVBAで新しく作成したい、という場合があります。例えば、毎月の集計結果を、月ごとの新しいテーブルとしてAccessに保存していくようなケースです。 こ...