C++樹林– category –
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【C++/C言語】構造体の入れ子(ネスト)の使い方 | 複雑なデータを構造化する方法
はじめに C++やC言語の構造体(struct)は、関連する変数を一つにまとめる便利な機能ですが、その真価は**入れ子(ネスト)**にすることで、さらに発揮されます。 「会社」という大きな構造体の中に、「社員」という別の構造体を複数持たせる、といったよ... -
【C++/C言語】構造体は「型」と「変数(実体)」の違いを理解しよう
はじめに C++やC言語で構造体(struct)を学び始めると、しばしば「型」と「変数(実体)」の概念で混乱が生じることがあります。struct の定義は、あくまで「こういう部品を組み合わせた、新しいデータ型を作りますよ」という設計図を作る作業にすぎませ... -
【C++/C言語】構造体 (struct) の使い方入門!複数の変数を一つにまとめる方法
はじめに C++やC言語でプログラミングをする際、例えば「商品」の情報を管理するために、productID(商品ID)、productName(商品名)、price(価格)といった、関連性の高い複数の変数を個別に宣言するのは非効率です。 このような、互いに強く関連する複... -
【C++】ポインタ変数に[]が使える?ポインタの配列風アクセスの仕組み
はじめに これまでの解説で、私たちはC++の配列とポインタの間に存在する、切っても切れない深い関係を探ってきました。 配列名は、先頭要素を指すポインタのように振る舞うこと。 *(配列名 + i)というポインタ演算で、i番目の要素にアクセスできること。 ... -
【C++】関数へポインタを渡す方法|配列を渡すのと何が違う?
はじめに 前回の記事では、void func(int arr[])という形で、関数に配列を渡す方法を学びました。その際、「配列を渡す際、実際には配列の先頭アドレスが渡される」と解説しました。 では、もっと直接的に、void func(int* p)のように「ポインタ」を引数と... -
【C++】関数に配列を渡す方法(引数としての配列)を徹底解説
はじめに プログラミングでは、同じような処理を何度も書くのではなく、一つのまとまりとして「関数」に切り出すことで、コードが読みやすく、再利用しやすくなります。では、配列全体のデータを使って何か処理をしたい場合、その配列をどうやって関数に渡... -
【C++】ポインタ演算とは?配列とポインタでアドレスを操作する基本
はじめに 前回の記事では、「配列の名前は、配列の先頭要素を指すポインタのように振る舞う」というC++の重要な性質を学びました。では、その「ポインタのようなもの」に対して、もし足し算や引き算をしたら、一体何が起こるのでしょうか? これが、今回解... -
【C++】配列名はポインタ?配列とポインタの不思議な関係を優しく解説
【C++】配列名はポインタ?配列とポインタの不思議な関係を優しく解説 はじめに C++の学習で多くの人がつまずきやすいのが、「ポインタ」と「配列」です。それぞれが複雑なだけでなく、この二つは実は非常に密接な関係にあり、その関係性がさらなる混乱を... -
【C++入門】2次元配列とは?Excelの表のようなデータを扱う方法を解説
はじめに 前回の記事では、複数のデータを一直線に並べて管理する「配列」について学びました。では、「5人の生徒の、2つの教科(国語と数学)の点数」のように、もっと複雑なデータを管理したい場合はどうすればよいでしょうか。 このような、縦と横の広... -
【C++入門】配列とは?基本的な使い方を初心者向けに優しく解説
はじめに プログラミングを学び始めると、たくさんのデータを扱いたくなる場面が出てきます。例えば、「5人の生徒のテストの点数」を管理したい場合、どうしますか? int score1 = 78; int score2 = 92; int score3 = 55; int score4 = 80; int score5 = 6... -
C++で参照渡しを使って変数の値を交換する方法
C++には、関数の引数に参照を使用する「参照渡し(call by reference)」という機能があります。本記事では、参照を使った引数の受け渡しにより、関数内で複数の変数の値を直接変更する方法について解説いたします。 サンプルコード:参照を使った値の交換... -
C++における参照の基本:ポインタとの違いと仕組みを理解する
C++では、変数の別名として「参照(reference)」を使用することができます。本記事では、参照の基本的な使い方や、参照と変数の関係について、簡単なコード例とともに解説いたします。 サンプルコード:参照の使い方と挙動の確認 以下のコードは、1つの変... -
関数引数とポインタの違いを理解する:値渡しとポインタ渡しの実例
C++で関数を定義する際、引数の渡し方には「値渡し」と「ポインタ渡し(あるいは参照渡し)」の2つの方法があります。本記事では、それぞれの違いと、初心者が陥りやすい「関数で変数の値が変更されない」問題を、具体的なコード例を通じてわかりやすく解... -
C++でポインタを使って変数の値を変更する方法【間接参照による代入】
概要 C++のポインタを使うことで、別の変数のアドレスを通じて、その値を直接書き換えることが可能になります。これは「間接参照(dereference)」と呼ばれ、C++のメモリ操作において基本かつ重要な概念です。 本記事では、ポインタを用いて変数の値を変更... -
C++でポインタの参照先を切り替える方法【アドレスの再代入】
概要 C++のポインタは、単に変数のアドレスを保持するだけでなく、途中で別の変数のアドレスに切り替えることも可能です。この性質を利用することで、柔軟かつ効率的なメモリ操作が可能になります。 本記事では、ポインタに別のアドレスを代入することで、... -
C++でポインタから変数の値を取得する方法【間接参照の基本】
概要 C++では、「ポインタ」を使うことで、変数のメモリアドレスに直接アクセスし、その値を取得または操作することができます。これにより、より柔軟で効率的なプログラミングが可能になります。 本記事では、**ポインタを使って変数の値を取得する基本的... -
C++でポインタの仕組みを理解する【変数のアドレスを操作する方法】
概要 C++の学習において、「ポインタ」は避けて通れない重要な概念です。ポインタを理解することで、メモリの仕組みや変数の操作方法を深く知ることができるようになります。 本記事では、C++におけるポインタの基本的な仕組みと、その確認方法を、シンプ... -
C++のアドレス演算子(&)とは?メモリ上の場所を確認する方法
C++の学習において「アドレス」という概念は、ポインタやメモリ操作の基礎となる非常に重要なポイントです。本記事では、アドレス演算子 & を使って変数のメモリアドレスを取得する方法について、初心者向けにわかりやすく解説いたします。 サンプルコ... -
関数テンプレートとは?C++で汎用的な関数を定義する方法
C++の関数テンプレートは、異なる型に対応した関数をひとつの定義で記述できる仕組みです。たとえば「最大値を求める処理」が、整数でも小数でも使えるように、汎用的に定義することができます。 本記事では、関数テンプレートの基本構文とその使い方につ... -
関数のオーバーロードとは?C++での仕組みと具体例
C++には「関数のオーバーロード(Overload)」という便利な機能があります。これは、同じ関数名であっても、引数の型や個数が異なれば、別の処理を定義できる機能です。 初心者の方でも理解しやすいように、この記事では関数のオーバーロードの基本と、整... -
C++でデフォルト引数を使う方法:引数なしでも関数が動く仕組み
C++では、関数の引数に初期値(デフォルト値)を指定することができます。これにより、引数を省略した関数呼び出しが可能となり、コードの可読性や柔軟性が向上します。 この記事では、デフォルト引数の基本的な使い方とその効果について、具体的なサンプ... -
C++で関数を宣言する方法:プロトタイプを使った正しい書き方と役割
C++では、**関数を定義する前に宣言しておく(プロトタイプ宣言)**ことで、関数をコードのどこからでも呼び出せるようにできます。これは、関数の本体がmain()関数より後に記述される場合などに特に重要です。 本記事では、関数のプロトタイプを使って最... -
C++のインライン関数とは?最大値を求める関数で仕組みを理解する
C++には、関数の呼び出しによる処理の負荷を減らすための「インライン関数(inline function)」という仕組みがあります。通常、関数を呼び出すとスタックの操作などが発生しますが、インライン関数を使うと処理が展開され、関数呼び出しのオーバーヘッド... -
C++で最大値を求める関数を定義する方法:条件分岐で値を比較する基本
C++では、関数を使って数値の大小比較を行い、大きい方の値(最大値)を返す処理を簡潔に実装できます。本記事では、2つの整数を比較して最大値を返す関数を定義し、それを使ってユーザー入力に基づく処理を行う方法を、具体的なサンプルコードをもとに丁... -
C++で合計値を求める関数を定義する方法:シンプルな関数の基本を学ぶ
C++の関数は、ある入力に対して計算処理を行い、その結果を戻り値として返すことができます。特に「2つの整数の合計を求める関数」は、関数の仕組みや戻り値の使い方を学ぶのに適した題材です。 本記事では、合計値を求める関数を定義し、main関数で呼び出... -
C++の関数で戻り値を使う方法:処理結果を呼び出し元へ返す仕組みを解説
C++では、関数に引数を渡すだけでなく、処理結果を戻り値として呼び出し元に返すことができます。これにより、関数内で計算や判定を行い、その結果を使って次の処理へとつなげることが可能になります。 本記事では、「2つの金額を合計して返す関数」の例を... -
C++で複数の引数を持つ関数を使う方法をやさしく解説
C++では、関数に複数の値(引数)を渡すことが可能です。これにより、関数が扱える情報の幅が広がり、より柔軟で実用的な処理が記述できるようになります。 本記事では、「2台のバイクの購入金額を表示する関数」を例に、複数の引数を持つ関数の定義と使い... -
C++で引数を使って関数に値を渡す方法を解説
C++では、関数に引数(パラメータ)を渡すことで、関数の動作を柔軟に制御することができます。これにより、1つの関数をさまざまな値に対応させて再利用することが可能になります。 本記事では、整数の引数を使って購入金額を表示する例を通じて、引数付き... -
C++で処理を関数にまとめる方法:重複する処理を簡潔に管理する
プログラムが長くなってくると、同じ処理を何度も記述することがあります。そんなときに便利なのが「関数化」です。C++では、繰り返し使う処理を関数にまとめることで、コードの見通しが良くなり、保守性も向上します。 本記事では、関数を使って複数行の... -
C++で関数を定義する方法と基本的な使い方
C++では、同じ処理を何度も実行したいときや、コードを整理したいときに「関数」を使うことで、プログラムをわかりやすく、再利用しやすく記述することができます。 本記事では、引数や戻り値のない関数の定義と利用方法を、シンプルなコード例とともに解...