概要
ラズパイでプログラムを組んでいて、動きが重たくなりました。
topコマンドを使って、いろいろ調べたいのですが、
どこをどう見たらいいのか、わからなかったので、
今回、勉強してみました。
%Cpu(s):CPU使用率
まずは、「%Cpu(s)」です。これはCPU使用率のことです。
%Cpu(s): CPUの使用率を見て、システムがどれくらい忙しいかを把握します。特に、us (ユーザー空間のCPU使用率) と sy (システムCPU使用率) の値が高い場合、CPUが多くの処理を行っていることを意味します。CPU使用率が100%に近い場合は、CPUがボトルネックになっている可能性があります。
MemとSwap
次に、「Mem」と「Swap」です。
これは、使用中のメモリ量とスワップ領域の使用量をチェックします。
メモリ使用量が物理メモリの容量に近づいている、またはスワップ使用量が増えている場合、メモリ不足が原因でシステムが遅くなっている可能性があります。
プロセスリスト
「プロセスリスト」とは、
各プロセスのCPUとメモリの使用率を見て、どのプロセスが最もリソースを消費しているかを確認します。%CPU と %MEM 列を注視し、これらの値が特に高いプロセスがシステムの処理速度に影響を与えている可能性があります。
topコマンドの下部に表示されています。
Load average
最後に「load average」です。
システムの負荷平均を示し、1分、5分、15分の間隔で計算されます。この数値がCPUコアの数を超えている場合、システムが過負荷になっている可能性があります。
まとめ
これらのポイントをチェックすることで、システムが遅い原因を特定しやすくなります。たとえば、特定のプロセスがCPUやメモリの大部分を使用している場合、そのプロセスを最適化するか、不要であれば終了させることでシステムのパフォーマンスを改善できるかもしれません。
また、top コマンドはリアルタイムで情報を更新しますが、htop のような他のツールを使用すると、より視覚的に情報を把握しやすくなる場合があります。htopはインタラクティブで、プロセスをより簡単に管理できるため、システムのモニタリングと管理に役立つかもしれません。
以上になります。
何かの参考になれば幸いです。
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