概要
ラズパイでプログラムを組んでいて、ラジコンを作りました。
OpenCVのことは少し置いといて、
カメラを使ってみたいと思い、今回、やってみました。
カメラで撮影してみる
1,カメラの物理的接続を確認する
ラズベリーパイが電源オフ状態であることを確認した上で、カメラが適切なカメラ用インターフェイスに正しく接続されていることを確認してください。カメラケーブルが正しい方向でしっかりと接続されていることが重要です。
2,カメラインターフェイスの有効化
カメラを物理的に接続した後、ラズベリーパイの設定でカメラインターフェイスが有効になっていることを確認する必要があります。これはraspi-configツールを使用して行うことができます。
ターミナルを開き、以下のコマンドを実行してraspi-configを起動します。
sudo raspi-config
Interfacing Options(インターフェースオプション)に移動し、Camera(カメラ)を選択して、カメラインターフェイスを有効にします。
変更を適用した後、Finishを選択し、必要に応じて再起動します。
3,カメラの動作テスト
カメラが正しく設置され、システムによって認識されているかをテストするために、簡単なカメラテストコマンドを実行できます。以下は、カメラで静止画を撮影し、それをファイルに保存するコマンドです。
raspistill -o test.jpg
このコマンドは、カメラを通じて静止画を撮影し、test.jpgという名前のファイルに保存します。このファイルを確認することで、カメラが正しく機能しているかを確認できます。
ディスプレイに映す
次にディスプレイに映したいと思います。
カメラで捉えた映像をリアルタイムでラズベリーパイのディスプレイに表示するには、raspividコマンドを使用することが一般的です。raspividはビデオキャプチャ用のコマンドで、リアルタイムのビデオプレビューを表示することができます。以下の手順で、ラズベリーパイに接続されているディスプレイにカメラで捉えた映像を表示させることができます。
1,ターミナルを開く
ラズベリーパイにログインし、ターミナルを開きます。
2,raspividコマンドを実行する
raspividを使用してカメラのプレビューを開始します。以下のコマンドは、ビデオプレビューを10秒間表示します。
raspivid-t 10000
ここで、-tオプションは表示時間をミリ秒単位で指定します。上記の例では10000としているため、10秒間プレビューが表示されます。表示時間を変更したい場合は、この値を調整してください。
もしプレビューをもっと長い時間、あるいは無制限に表示させたい場合は、-tオプションの値を大きくするか、0に設定することで実現できます。例えば、以下のコマンドはプレビューを無制限に表示します。
raspivid -t 0
このコマンドを実行すると、ラズベリーパイのディスプレイにカメラが現在捉えている映像がリアルタイムで表示されます。プレビューを終了するには、キーボードでCtrl + Cを押します。
カメラの設定をさらに調整したい場合は、raspividのさまざまなオプションを使用して、解像度やフレームレートなどをカスタマイズできます。これらのオプションについて詳しく知りたい場合は、raspivid –helpを実行して利用可能なオプションのリストを参照してください。
まとめ
という感じです。
何かの参考になれば幸いです。
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