【JavaScript】変数宣言 let の正しい使い方と再代入の仕組み

目次

概要

プログラミングにおいて「データ」を一時的に保存しておく箱が「変数」です。 ES6(モダンJavaScript)以降、変数の宣言には主に letconst が使われます。 本記事では、値を後から変更(再代入)できる let に焦点を当て、その宣言方法、値の更新、変数同士の結合といった基本的な取り扱い方を解説します。

仕様(入出力)

  • 入力: 文字列、数値、日付オブジェクト、関数などのデータ
  • 出力:
    1. 変数の宣言と初期値のログ出力
    2. 再代入による変数値の変更確認
    3. 変数同士を組み合わせた演算結果の出力

基本の使い方

変数を定義するには let 変数名 = 値; という構文を使用します。 一度宣言した変数は、プログラムの途中で中身(値)を入れ替えることができます。

コード全文(HTML / JavaScript)

HTML (index.html)

結果を確認するための土台となるHTMLです。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
    <title>let変数デモ</title>
    <script src="variable-demo.js" defer></script>
</head>
<body>
    <div class="container">
        <h1>コンソールを開いて変数を確認してください</h1>
        <p>F12キーまたは右クリック「検証」からConsoleタブを選択します。</p>
    </div>
</body>
</html>

JavaScript (variable-demo.js)

ユーザー入力を元に、定義、再代入、計算、結合のパターンを網羅したコードです。 誤字や参照エラーが起きないよう最適化しています。

/**
 * 変数操作のデモンストレーション
 */
const runVariableDemo = () => {
    console.log('--- 1. 基本的な宣言とデータ型 ---');
    
    // 文字列の代入
    let playerName = "勇者アルス";
    console.log("名前:", playerName);

    // オブジェクト(日付)の代入
    let loginTimestamp = new Date();
    console.log("ログイン時間:", loginTimestamp);

    // 関数の代入(アロー関数)
    let greetAction = () => console.log("ようこそ、ゲームの世界へ!");
    greetAction(); // 変数に格納した関数を実行

    
    console.log('--- 2. 値の再代入(更新) ---');
    
    // 変数の中身を書き換える
    // letは「再代入可能」な変数を定義します
    let currentStatus = "ステータス: 正常";
    console.log(currentStatus);
    
    currentStatus = "ステータス: 毒"; // 値を上書き
    console.log(currentStatus);


    console.log('--- 3. 変数を使った計算 ---');

    // 数値計算
    let baseAttack = 50;
    let bonusAttack = 20;
    
    // 変数同士を足して新しい変数に入れる
    let totalAttack = baseAttack + bonusAttack;
    console.log("攻撃力合計:", totalAttack);


    console.log('--- 4. 文字列の結合 ---');

    // 文字列を持つ変数同士をつなぐ
    let lastName = "佐藤";
    let firstName = "一郎";
    
    // + 演算子で連結
    let fullName = lastName + firstName;
    console.log("フルネーム:", fullName);


    console.log('--- 5. 値のコピー ---');

    // 変数の値を別の変数にコピーする
    let originalScore = 100;
    let copiedScore = originalScore;
    
    console.log("コピーされたスコア:", copiedScore);
};

// デモを実行
runVariableDemo();

カスタムポイント

  • 初期値の設定: let score; のように値を代入せずに宣言だけ行うことも可能です(中身は undefined になります)。後で必ず値が入る場合はこの書き方も使われます。
  • constへの変更: 再代入する予定がない変数(定数)については、let ではなく const を使うことが推奨されます。コードを読む人に「この値は変わらない」と伝えることができるためです。
  • 変数名: user_name(スネークケース)や userName(キャメルケース)など命名規則を統一しましょう。JavaScriptではキャメルケースが一般的です。

注意点

  1. 大文字・小文字の区別: JavaScriptの変数は大文字と小文字を厳密に区別します。fullNamefullname は全く別の変数として扱われます。タイポによる参照エラー(ReferenceError)は非常に多いミスです。
  2. 宣言前の使用: 変数は宣言する前に使うことはできません。必ず行の上の方で let x = ... と宣言してから、下の行で使用してください。
  3. 変数の二重宣言禁止: 同じスコープ(範囲)内で let userName = ... を2回書くとエラーになります。値を更新したい場合は、2回目以降は let を付けずに userName = ... と書きます。

応用

テンプレートリテラルの活用

文字列を結合する際、+ 記号を使う代わりにバッククォート(`)を使うと、変数をより自然に埋め込むことができます。

let item = "リンゴ";
let price = 120;

// 従来の書き方
// let message = item + "は" + price + "円です。";

// モダンな書き方(テンプレートリテラル)
let message = `${item}は${price}円です。`;
console.log(message);

まとめ

let は、値を柔軟に変更できる変数を定義するためのキーワードです。「宣言」「代入」「参照」の3ステップが基本となります。ただし、むやみに再代入を繰り返すとプログラムの流れが追いづらくなるため、値が変わる必要がない箇所では const を積極的に使い分けるようにしましょう。

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この記事を書いた人

私が勉強したこと、実践したこと、してることを書いているブログです。
主に資産運用について書いていたのですが、
最近はプログラミングに興味があるので、今はそればっかりです。

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