【JavaScript】文字列の両端にある空白や改行を削除するtrimメソッド

目次

概要

ユーザーの入力データやファイルから読み込んだテキストには、意図しない「前後の空白(スペース)」や「改行コード」が含まれていることがよくあります。 JavaScriptの trim() メソッドを使用すると、文字列の先頭と末尾にあるホワイトスペース(半角・全角スペース、タブ、改行)を一度にきれいに取り除くことができます。 本記事では、基本的な空白削除の挙動と、文字列の途中にあるスペースがどう扱われるかについて解説します。

仕様(入出力)

  • 入力: 前後にスペースや改行が含まれる文字列
  • 出力: 余分な空白が除去された新しい文字列(コンソールログ)

基本の使い方

削除したい文字列に対して .trim() メソッドを実行します。 このメソッドは元の文字列を変更せず、整形された新しい文字列を返します。

コード全文(HTML / JavaScript)

HTML (index.html)

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
    <title>String Trim Demo</title>
    <script src="string-trim.js" defer></script>
</head>
<body>
    <div class="container">
        <h1>Consoleを確認してください</h1>
        <p>trim()メソッドによる空白削除の結果が出力されています。</p>
    </div>
</body>
</html>

JavaScript (string-trim.js)

ユーザーから提供された例をベースに、誤字(cosnt, - など)を修正し、各パターンの挙動を明確にしたコードです。

/**
 * 文字列のトリミング処理デモ
 */
const runTrimDemo = () => {
    console.log('--- 1. 前後のスペース削除 ---');
    
    const targetString1 = "  こんにちは   ";
    // 前後の空白が削除されます
    const trimmedString1 = targetString1.trim();
    
    console.log(`[${targetString1}]`); // 原文: "  こんにちは   "
    console.log(`[${trimmedString1}]`); // 結果: "こんにちは"


    console.log('--- 2. 改行コードの削除 ---');
    
    // \n は改行を表します
    const targetString2 = "I ate apple\n";
    // 末尾の改行もホワイトスペースとして扱われ、削除されます
    const trimmedString2 = targetString2.trim();
    
    console.log(`原文の文字数: ${targetString2.length}`); // 12 (改行含む)
    console.log(`[${trimmedString2}]`); // "I ate apple"
    console.log(`処理後の文字数: ${trimmedString2.length}`); // 11


    console.log('--- 3. 文字列内部のスペース ---');
    
    const targetString3 = "  apple.   orange  ";
    // 両端は消えますが、単語間のスペースは維持されます
    const trimmedString3 = targetString3.trim();
    
    console.log(`[${trimmedString3}]`); // "apple.   orange"
};

// 実行
runTrimDemo();

カスタムポイント

  • 片側だけ削除したい場合: 先頭(左側)だけ削除したい場合は trimStart()、末尾(右側)だけ削除したい場合は trimEnd() を使用します。
  • 全角スペースの扱い: 現代のブラウザにおける trim() は、半角スペースだけでなく「全角スペース」も削除対象として認識します。

注意点

trim() メソッドは、あくまで「文字列の両端」にある空白のみを対象とします。したがって、文字列の内部(単語と単語の間など)にあるスペースを取り除くことはできません。もし文字列内のすべてのスペース(内部含む)を削除したい場合は、replaceAll(" ", "") や正規表現を使用する必要があります。また、nullundefined に対して trim() を呼び出すとエラーになるため、変数が文字列であることを確認してから使用するのが安全です。

応用

入力フォームのバリデーション

ユーザーがフォームに誤ってスペースだけを入力した場合や、名前の前後にスペースを入れてしまった場合に、データをクレンジングする用途で頻繁に使われます。

const inputName = "   "; // ユーザーがスペースだけ入力した状態

// trim() してから判定することで、スペースのみの入力を「空」とみなせる
if (inputName.trim() === "") {
    console.log("名前を入力してください(スペースのみは不可)");
}

まとめ

trim() メソッドは、ユーザー入力の正規化において欠かせない機能です。半角スペース、全角スペース、タブ、改行といった「見えない文字」を文字列の両端から一掃してくれるため、データベースへの保存前や、入力値の必須チェックを行う前には必ずこのメソッドを通す習慣をつけると良いでしょう。

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この記事を書いた人

私が勉強したこと、実践したこと、してることを書いているブログです。
主に資産運用について書いていたのですが、
最近はプログラミングに興味があるので、今はそればっかりです。

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