Apple Watchを安全に人に譲渡する最短ガイド(アクティベーションロック対策つき)

目次

概要

新しい Apple Watch を購入したため、これまで使っていた Apple Watch を家族や友人に譲ることにしました。安全に引き渡すには、iPhone の「Watch」アプリでペアリング解除を行い、アクティベーションロックを確実に外すことが最重要です。本記事では、事前のバックアップと Wallet の整理、そして最短で確実なペアリング解除手順、セルラーモデルでの通信プラン整理について、必要箇所だけを簡潔にご説明します。


事前準備(データ保護)

1. iPhone のバックアップを最新化します

ヘルスケアなどの個人データを保護するため、iCloud バックアップ、または暗号化したコンピュータバックアップを最新の状態にします。バックアップが新しければ、Apple Watch の設定やデータを後から復元しやすくなります。

2. 交通系 IC や Apple Pay の整理を行います(該当する場合)

Suica/PASMO/ICOCA などの交通系 IC カードは、譲渡前にiPhone 側の Wallet へ移動するか、一旦削除しておきます。一般的なクレジットカードは後述のペアリング解除で端末から削除されますが、交通系 IC は事前整理が安全です。


本手順(これで個人情報が外れます)

3. Watch アプリで「ペアリング解除」を実行します(最重要)

  1. iPhone と Apple Watch を近づけます。
  2. iPhone の「Watch」アプリを開き、「マイウォッチ」→「すべての Watch」→ 譲渡する Watch の情報ボタンを選びます。
  3. 「Apple Watch とのペアリングを解除」をタップします。表示に従い、Apple ID のパスワードが求められた場合は入力します。

この操作により、アクティベーションロックが解除され、本体は自動的に初期化されます。補足として、本体の消去のみではアクティベーションロックは外れません。必ず「ペアリング解除」を経由してください。

4. セルラーモデルの通信プランを整理します(該当する場合)

ペアリング解除の過程で表示される選択肢から、**「モバイル通信プランを削除」**を選びます。必要に応じて、契約している通信事業者側でもプランの解約や名義変更手続きを行います。


まとめ

安全に譲渡するための要点は次の二つに集約されます。

  1. Watch アプリでペアリング解除を実施し、アクティベーションロックを確実に解除すること
  2. 交通系 IC など Wallet 内の支払い手段を事前に整理し、セルラーモデルは通信プランを削除すること

以上を実施すれば、個人情報や決済情報を残さず、相手がスムーズに初期設定できる状態でお渡しできます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

私が勉強したこと、実践したこと、してることを書いているブログです。
主に資産運用について書いていたのですが、
最近はプログラミングに興味があるので、今はそればっかりです。

目次