はじめに
C++の学習において、プログラムの動作や変数の内容を確認するために、コンソール(黒い画面)に結果を表示するのは最も基本的な操作です。この標準的な出力機能を提供するのが、<iostream>ヘッダーで定義されているstd::cout (character output の略) です。
cout に、ストリーム挿入演算子 (<<) を使って、表示したいデータ(文字列、数値など)を「流し込む」ことで、画面への出力が行われます。
この記事では、coutを使った様々なデータ型の基本的な出力方法を解説します。
cout を使ったサンプルコード
このコードは、文字列、整数、浮動小数点数、bool値、ポインタといった、様々な型の変数を cout を使って画面に出力します。
完成コード
#include <iostream>
#include <string>
// using namespace std; を使うと、毎回 std:: と書かなくてよくなる
using namespace std;
int main() {
// 1. 様々な型の変数を準備
string message = "Hello, C++";
char initial = 'A';
int score = 100;
double pi = 3.14159;
bool is_active = true;
int* p_score = &score; // score変数のアドレスを指すポインタ
// 2. << 演算子で、それぞれの値を出力
cout << "--- 基本的な出力 ---" << endl;
cout << message << endl; // string
cout << initial << endl; // char
cout << "あなたの点数: " << score << "点" << endl; // 文字列リテラルとintの連結
cout << "円周率: " << pi << endl; // double
cout << "状態 (bool): " << boolalpha << is_active << endl; // bool (trueと表示)
cout << "ポインタのアドレス: " << p_score << endl; // ポインタ
return 0;
}
boolalpha: bool値を 1/0 ではなく true/false の文字列として出力させるマニピュレータです。
コードの解説
cout << "文字列" << 変数 << endl;
これが cout の最も基本的な使い方です。
cout: 標準出力(通常はコンソール画面)を表すオブジェクトです。<<: ストリーム挿入演算子。右側にあるデータを、左側のストリーム(cout)に「挿入する(流し込む)」という意味です。- 連鎖:
<<演算子は、cout自身を返すように設計されているため、cout << a << b << c;のように、複数のデータを連結して一行で出力できます。
改行の方法: \n vs std::endl
改行するには、主に2つの方法があります。
'\n'または"\n": 改行文字 (new line)。単純に改行だけを行います。std::endl: 改行を行い、さらに出力バッファをフラッシュ(強制的に出力先に書き出す)します。
通常はどちらを使っても大きな違いはありませんが、パフォーマンスが非常に重要な場面では、不要なフラッシュを行わない \n の方がわずかに高速です。
まとめ
今回は、C++の標準出力 std::cout の基本的な使い方を解説しました。
<iostream>ヘッダーをインクルードする。std::coutオブジェクトに対して、<<演算子を使ってデータを出力する。- 様々なデータ型(
int,double,string,boolなど)を直接出力できる。 std::endlまたは\nで改行する。
cout は、プログラムの実行結果や、デバッグ中の変数の値を確認するための、最もシンプルで不可欠なツールです。
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