Pythonで作るシンプルなコイン投げゲーム

この記事では、Pythonのrandomモジュールとinput()関数を使い、ユーザーがコインの表裏を当てる簡単なコマンドラインゲームを作成する方法を解説します。


目次

プログラムの設計

このゲームの処理の流れは以下の通りです。

  1. プレイヤーに「表」か「裏」を入力してもらう。無効な入力の場合は、再度入力を促す。
  2. コンピュータがランダムにコイントスの結果(表または裏)を決定する。
  3. プレイヤーの推測と、コンピュータの結果を比較する。
  4. 当たりかハズレかの結果を表示する。

コードの実装

上記の設計に基づき、Pythonで実装したコードが以下になります。

import random

# ユーザーからの入力を受け取り、検証する
guess = ''
# '表'か'裏'が入力されるまでループ
while guess not in ('表', '裏'):
    print('コインの表裏を当ててください。「表」か「裏」を入力してください:')
    guess = input()

# コインを投げる(0を裏、1を表とする)
toss_integer = random.randint(0, 1) 

# 数値の結果を文字列に変換する
if toss_integer == 1:
    toss_result = '表'
else:
    toss_result = '裏'

# ユーザーの入力とコインの結果を比較し、結果を表示する
if guess == toss_result:
    print('当たり!')
else:
    print(f'ハズレ。正解は「{toss_result}」でした。')

コードの解説

入力の検証 while guess not in ('表', '裏'):というループを使い、プレイヤーが'表'または'裏'のいずれかを入力するまで、入力を繰り返し求めます。これにより、不正な入力でプログラムが意図しない動作をすることを防ぎます。

コイントスのシミュレーション random.randint(0, 1)を使い、0または1のどちらかの整数をランダムに生成します。この結果を、if文を使って文字列の'表'1の場合)と'裏'0の場合)に割り当て、toss_result変数に格納します。

結果の判定 最後に、プレイヤーの入力であるguess変数と、コンピュータが出した結果であるtoss_result変数を比較します。両者が一致すれば当たり、そうでなければハズレとして、最終的な結果をプレイヤーに伝えます。

まとめ

この簡単なゲームは、ユーザーからの入力を受け取るinput()、乱数を生成するrandomモジュール、そして条件に応じて処理を分岐させるif/else文といった、Pythonの基本的な要素を組み合わせて作られています。これらの基本を応用することで、さらに複雑なプログラムを構築していくことができます。

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この記事を書いた人

私が勉強したこと、実践したこと、してることを書いているブログです。
主に資産運用について書いていたのですが、
最近はプログラミングに興味があるので、今はそればっかりです。

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