この記事では、Pythonの文字列をコンソールやテキストファイルに出力する際に、見た目を整えるために役立つrjust()
、ljust()
、center()
メソッドについて解説します。
目次
rjust()
メソッドとljust()
メソッド
rjust()
とljust()
は、指定した全体の幅の中で、文字列をそれぞれ右揃えまたは左揃えにするためのメソッドです。
rjust(width, fillchar)
は、文字列を右揃えにします。
width
: 新しい文字列の全体の幅を整数で指定します。fillchar
: (オプション) 空いたスペースを埋めるための文字を一つ指定します。デフォルトは半角スペースです。
ljust(width, fillchar)
は、文字列を左揃えにします。引数はrjust()
と同じです。
text = "Python"
# 幅15の中で右揃え
print(text.rjust(15))
# 出力: ' Python'
# 幅15の中で左揃え
print(text.ljust(15))
# 出力: 'Python '
# 記号を埋め込み文字として指定
print(text.rjust(15, '*'))
# 出力: '*********Python'
print(text.ljust(15, '-'))
# 出力: 'Python---------'
center()
メソッド
center()
メソッドは、指定した全体の幅の中で文字列を中央揃えにします。
**center(width, fillchar)
**の引数はrjust()
やljust()
と同じです。
text = "Title"
# 幅20の中で中央揃え
print(text.center(20))
# 出力: ' Title '
# 記号を埋め込み文字として指定
print(text.center(20, '='))
# 出力: '=======Title========'
実用例:整形された表を作成する
これらのメソッドは、データを整形して表形式で表示する際に非常に役立ちます。
def print_item_list(items_dict):
print("--- PRICE LIST ---".center(30, '-'))
# ljustでキー(品名)を左揃え、rjustで値(価格)を右揃え
for item, price in items_dict.items():
print(item.ljust(20, '.') + str(price).rjust(10))
print("-" * 30)
# 商品と価格の辞書
price_list = {
"Apple": 150,
"Banana": 120,
"Cherry": 300
}
print_item_list(price_list)
実行結果:
------- PRICE LIST -------
Apple............... 150
Banana.............. 120
Cherry.............. 300
------------------------------
ljust()
とrjust()
を組み合わせることで、各行の品名と価格が綺麗に揃えられた、読みやすいリストを出力できました。
まとめ
rjust()
: 文字列を右揃えにします。ljust()
: 文字列を左揃えにします。center()
: 文字列を中央揃えにします。- これらのメソッドは、テキストベースのレポートや表を作成する際に、出力を整形するために広く使われます。