iMac 2019 を安全に譲渡する完全ガイド―― macOS Sequoia 15.3 での初期化・引き渡し手順 ――

概要

本記事では、次の仕様を持つ iMac を想定し、譲渡前に行うべき準備と初期化手順を、実際に表示されるメッセージ順に詳しく解説します。検索エンジン最適化(SEO)を意識し、「iMac 2019 初期化」「Mac 譲渡 手順」「macOS Sequoia 工場出荷状態」などのキーワードを要所に配置しています。

  • モデル:iMac (Retina 5K, 27-inch, 2019)
  • プロセッサ:3 GHz 6-core Intel Core i5
  • グラフィックス:Radeon Pro 570X 4 GB
  • メモリ:8 GB 2667 MHz DDR4
  • シリアル番号:C02ZJ6W3JV4N
  • OS:macOS Sequoia 15.3
  • T2 セキュリティチップ:非搭載(Erase Assistant 利用不可)

譲渡前に必ず行う五つの準備

1 バックアップの取得

Time Machine などで外付けストレージに最新バックアップを保存します。データ移行の予定がなくても、万一に備えて推奨いたします。

2 Apple ID サインアウトと「探す」解除

  1.  メニュー →[システム設定]→ご自身の名前→[サインアウト]
  2. ブラウザで appleid.apple.com にサインインし、デバイス一覧から当該 iMac を削除
  3. iPhone 等の「探す」アプリで、対象 iMac が一覧に残っていないことを確認

3 コンテンツ認証解除

Music または TV →[アカウント]→[認証]→[このコンピュータを認証解除]。Apple Books を利用している場合も同様に解除します。

4 NVRAM/PRAM のリセット(任意)

電源投入直後に ⌥⌘P R を約 20 秒押し、起動音が二度鳴る(またはロゴが二度表示される)まで保持します。Bluetooth 鍵やネットワーク設定の残存を防ぎます。

5 付属品確認とクリーニング

本体・電源ケーブル・Magic Keyboard・Magic Mouse などを柔らかい布で清掃し、元箱や取扱説明書があれば同梱します。


macOS Sequoia 15.3 を工場出荷状態に戻す手順

1 macOS 復旧の起動

  1. iMac の電源を切ります。
  2. ⌘ R を押し続けたまま電源ボタンを押し、Apple ロゴが表示されるまで保持します。
  3. 「ログインが必要です」と表示された場合は、管理者アカウントを選択し通常のログインパスワードを入力します(FileVault 解除用)。

2 ディスクユーティリティでシステムボリュームを消去

  1. 「macOS 復旧」メニューで[ディスクユーティリティ]→[続ける]。
  2. サイドバー最上位の Macintosh HD を選択します(下位に「Macintosh HD – Data」が存在しても HD 側を選択)。
  3. [消去]→[ボリュームグループを消去]を選択し実行します。
    • 名前:任意(例 Macintosh HD)
    • フォーマット:APFS
  4. 「macOS Base System」(約 1.3 GB)は復旧用ディスクイメージのため操作しません。

3 macOS Sequoia の再インストール

  1. ディスクユーティリティを終了し、復旧メニューに戻ります。
  2. [macOS を再インストール]→[続ける]。
  3. 利用規約に同意し、インストール先として先ほど消去した Macintosh HD を選択します。インターネット接続が必須です。

4 初期設定アシスタントの終了

再起動後、「国または地域を選択」画面が表示されたら ⌘ Q →[システム終了]を選択し、電源が完全に切れたことを確認します。これで工場出荷状態に戻ったため、新しい所有者が初回設定を開始できます。


まとめとチェックリスト

チェック項目完了
Time Machine バックアップを保存した
Apple ID からサインアウトし、「探す」を解除した
Music / TV / Books の認証を解除した
必要に応じて NVRAM / PRAM をリセットした
ディスクユーティリティで「ボリュームグループを消去」した
macOS Sequoia 15.3 を再インストールした
初期設定画面で ⌘ Q →[システム終了]を実行した
本体と付属品を清掃・梱包した

このチェックリストをすべて完了すれば、iMac 2019 は個人情報を一切含まない安全な状態で新しいユーザに引き渡せます。譲渡証明書が必要な場合は、シリアル番号と譲渡日を記載した書類を同封するとさらに安心です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

私が勉強したこと、実践したこと、してることを書いているブログです。
主に資産運用について書いていたのですが、
最近はプログラミングに興味があるので、今はそればっかりです。