X(旧 Twitter)の「いいね」上限と安全運用ガイド【2025 年版】

目次

はじめに

X(旧 Twitter)ではスパム防止のため、ユーザーが「いいね」を付けられる回数に技術的な上限が設けられています。本記事では公式開発者ドキュメントの数値をもとに、一日に押せる回数、短時間での目安、そして制限を回避するための具体的な運用方法を整理いたします。


1. 公開されている「いいね」上限値

時間枠技術的上限(ユーザー単位)管理方式の概要
15 分50 回15 分ごとのローリングウインドウで監視され、超過すると一時的にブロックされます。
1 時間約 200 回(理論値)15 分枠を四倍した参考値です。実際には 150〜180 回程度に抑えると安全です。
24 時間1 000 回UTC 基準の 24 時間累計で判定されます。

出典:X Developer Documentation “Rate limits & quotas”, “Like Tweet” エンドポイント


2. 制限が掛かる仕組み

  1. API と同一基盤で管理
    公式アプリやブラウザ経由の操作も API と同じレートリミットが適用されます。
  2. ローリングウインドウ方式
    15 分単位で常時スライドして計数されるため、「区切りの時間に完全リセット」ではありません。
  3. 過剰操作への自動ブロック
    上限を超えると「しばらくお待ちください」などの警告が表示され、最短で数分、長い場合は数時間「いいね」ができなくなります。

3. スパム判定を招きやすい行為

  • 極端に短い間隔での連続「いいね」
  • 同一ツイートに対する大量の付与・解除
  • 無関係な投稿への機械的な大量アクション

上限未満であっても、これらが検出されると早期に機能が停止する場合があります。


4. 安全運用ガイドライン

4.1 15 分枠を意識する

  • 50 回「いいね」を付けたら、少なくとも 15 分休止します。
  • 1 時間当たりは 150 回以内に抑えると安定します。

4.2 一日上限を管理する

  • 合計 1 000 回/日を超えないように調整してください。
  • 上限付近まで操作する場合は、時間帯を分散しインターバルを確保します。

4.3 複合アクションの分散

フォローやリポストなど他の操作を同時に大量実行すると、内部で合算されて制限が早まることがあります。操作の種類とタイミングを分け、負荷を分散させてください。

4.4 ブロックを受けた場合の対処

  • 原則として 24 時間以上操作を控え、自然解除を待ちます。
  • 解除後は前回より 2〜3 割低い回数から再開すると、再度の制限を避けやすくなります。

5. まとめ

X(旧 Twitter)の「いいね」機能には 15 分 50 回、24 時間 1 000 回 という明確な上限が存在します。短時間に連打するなど不自然な操作は、上限に達していなくても機能停止を招く恐れがあります。安全な運用のためにはインターバルを確保し、回数を管理しながら健全なアクションを心掛けてください。

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この記事を書いた人

私が勉強したこと、実践したこと、してることを書いているブログです。
主に資産運用について書いていたのですが、
最近はプログラミングに興味があるので、今はそればっかりです。

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