末端冷え性に悩む方は多くいらっしゃいますが、私自身もその一人です。一般的には、冷え性は「運動不足」や「筋肉量不足」、「不摂生な生活」などが原因とされています。しかし、私は普段から十分な運動を行い、規則正しい生活を心掛けているにもかかわらず、長年、手足の冷えに悩まされてきました。
私の生活習慣
私の日常は、一般的に見れば冷えとは無縁とも思えるほど、健康的な生活です。毎日ジョギングを欠かさず、休日にはテニス、登山、サッカーなど様々なスポーツを楽しんでおります。また、飲酒や喫煙といった習慣もなく、暴飲暴食もしません。睡眠も7時間以上を確保し、寝つきも良好です。血圧も正常で、健康診断でも特に問題は指摘されておりません。
それにもかかわらず、季節を問わず、日中も夜間も、手足の冷えを常に感じています。冷えの時間帯に偏りはなく、慢性的な冷えに悩まされております。
運動しているのに冷える原因は「体質」
このような状況から、私の場合は「体質的冷え性」である可能性が高いと考えています。実際に調べたところ、以下のような体質的要因があることが分かりました。
1. 末梢血管の収縮反応が強い
寒さやちょっとした刺激でも、末端の血管が過剰に収縮してしまい、血液が手足に行き届きにくくなるタイプです。特に遺伝的な要素が関係することが多く、家族に冷え性の方がいる場合は、このタイプに該当する可能性が高いそうです。
2. 自律神経の過敏
日常生活において、ストレスや気温差、気圧変化に敏感な方は、自律神経が過剰に反応しやすく、血管が収縮しやすくなると言われています。私自身は特別にストレスを感じている自覚はありませんが、もしかすると、無意識に交感神経が優位になりやすい体質なのかもしれません。
3. 栄養面
普段の食生活において、目立った偏りはないつもりでも、鉄分やビタミンB群、ビタミンE、マグネシウムなど、冷えに関わる栄養素が不足している可能性も考えられます。特に、運動量が多い人ほど、これらの栄養素は消費されやすいと言われております。
「体質的冷え性」向けの対策
私と同じように、運動もして、生活も整っているのに冷える方に向けて、体質的冷え性の対策を以下にまとめます。
1. 温活(温め習慣)
手首、足首、首の3つの「首」を積極的に温めます。ネックウォーマーやレッグウォーマー、足湯なども効果的です。また、入浴はシャワーではなく、40度前後のぬるめのお湯に15~20分ゆっくり浸かり、しっかりと体を温めることが大切です。
2. 自律神経を整える
交感神経の過剰な緊張を和らげるために、夜寝る前に「腹式呼吸」を行うようにしています。5秒吸って10秒吐く深い呼吸を続けることで、血流が改善されると言われています。また、冬場の室温は16度以上を保ち、冷えすぎない睡眠環境を整えるよう心掛けております。
3. 栄養を見直す
鉄分、ビタミンB群、ビタミンE、たんぱく質など、血流や熱産生に関わる栄養素を意識的に摂取します。赤身肉、魚、卵、ナッツ、緑黄色野菜などをバランス良く取り入れ、食事内容を見直しました。
4. 血流改善
ふくらはぎのマッサージや、手足のグーパー運動も、簡単ながら血流改善に役立ちます。これらは就寝前や入浴後に習慣化すると効果が出やすいように感じます。
5. 必要に応じて漢方の活用
当帰芍薬散や桂枝茯苓丸など、冷え性に使われる漢方薬もあります。体質に合った処方を医師や薬剤師に相談してみるのも一つの選択肢です。
まとめ
運動しているのに冷える、健康に気をつけているのに冷えるという方は、私のように「体質的冷え性」の可能性が考えられます。ただ、体質だからと諦めず、日々の小さな工夫や習慣によって、少しずつ改善することができると感じております。冷え性にお悩みの方は、ぜひ、無理のない範囲でできる対策から始めてみてはいかがでしょうか。