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【エラーの内容全文】
Final Cut Proで動画を書き出し中、次のようなエラーが表示されました。
ファイルを書き出す: “***.mov”への共有に失敗しました。
書き出し中にエラーが発生したため、操作を完了できませんでした(エラー-41562)。
このエラーにより、何度試みても動画の書き出しが正常に行えませんでした。
【再度動画を読み込んで解決したこと】
最終的な解決方法として、生の動画素材(撮影した元データ)を再度Final Cut Proに新しく読み込み直しました。
すると、それまで繰り返し発生していたエラーは全く発生せず、無事に正常な動画ファイルを出力することができました。
【そこまでの経緯】
このエラーが出てから解決に至るまで、さまざまな方法を試しました。具体的には、以下の項目を順番に確認しました。
- レンダリングエラーを疑う
タイムライン全体をレンダリングし直して再試行しましたが、改善されませんでした。 - 書き出し設定を疑う
書き出し時のプリセットを複数変更して書き出しましたが、同じエラーが続きました。 - メディアファイルやキャッシュ問題を疑う
Final Cut Proで生成されたクリップファイル(レンダーファイル)を削除し、再レンダリング後に書き出しましたが、問題は継続しました。 - 保存先の容量や権限を疑う
保存先を変更し、ドライブ容量・権限も確認しましたが、原因ではありませんでした。 - 動画のコーデックやフレームレート問題を疑う
同じ日に撮影した別の動画素材では正常に書き出せていたため、コーデックやフレームレートは原因として除外しました。
このように一般的な対策はすべて実施しましたが、エラーは一向に解決しませんでした。
また、問題のファイルをQuickTime Playerや他ソフトで再エンコードしてみても改善がありませんでした。
【まとめ】
今回のケースから分かったこととして、
「一見正常に再生可能に見える動画素材でも、Final Cut Proへの最初の取り込み時に内部的な破損やエラーが起こる可能性がある」
ということです。
もしもFinal Cut Proで『エラー-41562』が出て書き出しが失敗する場合には、
- まずは元の動画素材を再度新しく取り込み直すこと
- ライブラリを新規作成してインポートし直すこと
を強くおすすめします。
以上の経験が、同じエラーに困っている方の参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。