概要
電子工作で超音波を使った制御起こったときに超音波の歴史について、気になったので勉強してみました。
超音波は、医療、工業、ロボット制御、ソナー技術 など多くの分野で活用されています。しかし、その起源はコウモリやイルカの「エコーロケーション (反響定位)」にヒントを得た技術であることをご存知でしょうか?
本記事では、超音波の歴史を時系列で解説し、発見の経緯や応用技術の進化について詳しくご紹介します。
超音波の歴史|自然界から科学へ
🔹 1. 自然界での超音波の利用 (数百万年前 〜 現在)
超音波は、もともと コウモリ、イルカ、クジラ などの生物が持つ能力として自然界に存在していました。これらの生物は超音波を発して物体に反射させ、その反射音を分析することで、距離や障害物を認識しています。
- コウモリ: 暗闇でも障害物を回避し、獲物を正確に捕らえる。
- イルカ・クジラ: 超音波を使って仲間と通信し、エサを探す。
このように、超音波は生物にとって「視覚の代わり」として機能しており、この仕組みが後に科学者たちによって解明されていきました。
超音波の科学的発見
🔹 2. 1793年 – コウモリの「見えない感覚」の発見
- ラザロ・スパランツァーニ (Lazzaro Spallanzani) が、コウモリの視覚を奪っても飛行できることを発見。
- これは、コウモリが「何らかの見えない感覚」を使って空間を認識していることを示唆したが、当時は超音波の概念がなかったため、詳しい仕組みは不明だった。
🔹 3. 1826年 – 音波の伝播研究
- ジャン=ダニエル・コラン (Jean-Daniel Colladon) が、水中で音がどのように伝わるかを実験し、音波の伝播速度を測定。
- これにより、音波が媒質 (空気や水) を通じて伝わることが確認され、後のソナー技術の基礎となった。
🔹 4. 1877年 – 超音波の存在が科学的に確認
- フランシス・ガルトン (Francis Galton) が、「ガルトン笛 (Galton Whistle)」を発明。
- これにより、人間には聞こえない高周波音 (超音波) が存在することが科学的に証明された。
超音波技術の応用と発展
🔹 5. 1917年 – 第一次世界大戦とソナー技術の誕生
- ポール・ランジュバン (Paul Langevin) が、第一次世界大戦中に ソナー (SONAR) 技術 を開発。
- コウモリの反響定位にヒントを得て、水中の障害物 (潜水艦など) を検知するための超音波技術を開発した。
- これが、人間が超音波を「計測技術」として活用した最初の事例となった。
🔹 6. 1938年 – コウモリのエコーロケーションが科学的に証明
- ドナルド・グリフィン (Donald Griffin) が、コウモリが超音波を使って空間を把握していることを証明。
- これにより、「エコーロケーション (Echolocation)」という概念が確立され、コウモリの仕組みが科学的に説明された。
🔹 7. 1940年代 – 医療分野での超音波利用
- 第二次世界大戦後、超音波技術が医療分野に応用され、超音波診断装置 (エコー) の開発が進む。
- 超音波で体内を非侵襲的に観察する技術が確立され、妊娠中の胎児の確認や内臓診断に利用されるようになった。
🔹 8. 1950〜1970年代 – 工業分野での超音波応用
- 船舶・航空機の検査や、材料内部のひび割れ検出などに超音波技術が導入される。
- 非破壊検査 (NDT) の分野で、超音波が不可欠な技術となる。
🔹 9. 1980年代 〜 現在 – センサー技術としての進化
- 超音波センサー (HC-SR04 など) が登場し、ロボットやIoT分野で活用される。
- 自動車の障害物検知・衝突防止、工場の自動化、ドローンの高さ測定 などに応用が広がる。
まとめ
🔹 超音波の歴史を振り返ると…
| 年代 | 主要な出来事 |
|---|---|
| 数百万年前 | コウモリ・イルカがエコーロケーションを利用 |
| 1793年 | スパランツァーニがコウモリの反響定位を発見 |
| 1826年 | コランが音波の水中伝播を測定 |
| 1877年 | ガルトンが超音波を発生させるガルトン笛を発明 |
| 1917年 | ランジュバンがソナー技術を開発 |
| 1938年 | グリフィンがコウモリのエコーロケーションを証明 |
| 1940年代 | 超音波が医療分野 (エコー診断) に応用される |
| 1950〜1970年代 | 工業分野で超音波による非破壊検査が普及 |
| 1980年代〜現在 | 超音波センサーが登場し、自動運転・ロボット制御に活用 |
🔹 超音波はどのように発展したのか?
- コウモリなどの生物が超音波を活用していた
- 科学者が超音波の存在を発見し、研究を進めた
- 第一次世界大戦でソナー技術が誕生し、応用が広がった
- 医療・工業・ロボット技術に活用され、現代社会で不可欠な技術となった
コウモリの超音波能力が、科学技術の発展に大きな影響を与えたことがよくわかる。
おわりに
超音波は、自然界の仕組みを科学が解明し、技術へと応用した代表的な例です。現在では、超音波センサーがロボット制御や自動運転など、多くの分野で利用されています。
この技術の進化を理解することで、未来の技術開発にもつながるかもしれません。興味があれば、超音波センサーを使った電子工作にも挑戦してみてください。
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