GPT-4o(オムニ)発表まとめ|OpenAIイベントの全貌と無料ユーザー向け新機能【2024年5月】

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OpenAIが新時代のAIを発表|GPT-4o(オムニ)とは?

2024年5月14日(日本時間深夜2時)、OpenAIが開催したイベントにて、新モデル「GPT-4o(オムニ)」と無料ユーザーへの機能拡張という大きな発表が行われました。

この発表は、AIの進化を体感できるだけでなく、日常的にChatGPTを利用しているすべてのユーザーにとって大きな転換点となる内容です。

GPT-4oの特徴と進化ポイント

「GPT-4o」の“o”は「omni(オムニ)」の略で、テキスト・音声・画像をリアルタイムで処理できるマルチモーダルAIです。

高度なマルチモーダル対応

  • テキスト、音声、画像を組み合わせた入力と出力に対応
  • 音声だけでなく、画像や視覚情報もリアルタイムで処理可能

超高速応答

  • 音声入力に対する応答速度:最短232ミリ秒
  • 平均応答時間:約320ミリ秒
  • 人間の会話に限りなく近いインタラクションを実現

多言語対応と高精度化

  • 英語以外の言語も大幅に性能向上
  • 非英語圏ユーザーにも強力な支援が可能に

コストパフォーマンスの向上

  • API経由では従来のGPT-4と比較して高速・低コストで利用可能

GPT-4oのデモ活用例

イベント内では以下のような活用デモが紹介されました:

  • AI同士の歌唱デモ:2つのGPT-4oが交互に歌を歌うリアルタイム対話
  • リアルタイム翻訳:英語とスペイン語の双方向翻訳
  • インタビュー準備:質問応答で即時フィードバック
  • 数学の学習支援:画面共有しながらの数学問題の解説

無料ユーザーにも拡大された新機能

これまで有料プラン限定だった機能の一部が無料ユーザーにも開放されました。

無料ユーザーが使えるようになった機能

  • GPT-4レベルのAIチャット(GPT-4oの軽量版)
  • ウェブブラウジング機能(最新情報の取得)
  • ファイルアップロードと解析
  • チャート作成やデータ分析
  • 画像(写真)解析
  • GPTストアの利用
  • 会話の記憶(メモリ)機能

※一部機能(画像生成、GPTのカスタム作成など)は引き続き制限あり

ChatGPT Plusユーザー向けの特典

有料の**ChatGPT Plusユーザー(月額20ドル)**は、上記機能に加えて以下の特典を享受できます。

Plus限定機能

  • GPT-4oのフルパワー利用(高速・安定動作)
  • メッセージ送信の上限緩和
  • 音声会話機能(双方向)
  • DALL·Eによる画像生成
  • 画面共有・リアルタイム音声応答

macOS向けChatGPTアプリも新登場

発表では、macOS専用のChatGPTデスクトップアプリも紹介されました。

  • ショートカット操作で即時チャット起動
  • マイク入力対応
  • ChatGPTをOSレベルで統合利用できる利便性
  • 今後、Windows版アプリもリリース予定

まとめ|AIとの対話が“自然”になる時代へ

今回発表された「GPT-4o」は、AIが音声・視覚・言語をシームレスに理解し、反応できる新たな時代の到来を象徴する存在です。

無料ユーザーにも広がる機能と、Plusユーザーへの強化された体験により、より多くの人が高度なAIの恩恵を手軽に受けられる時代が始まりました。

今後のChatGPT活用に、ぜひGPT-4oの機能を活かしてみてください。

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この記事を書いた人

私が勉強したこと、実践したこと、してることを書いているブログです。
主に資産運用について書いていたのですが、
最近はプログラミングに興味があるので、今はそればっかりです。

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