概要
Windowsパソコンを使っていると、アプリを開いたはずなのに画面上に表示されないという状況に遭遇することがあります。
たとえば、「Alt + Tab」で切り替えようとするとアプリは存在しているのに、画面上にはどこにも見当たらないというケースです。
これは特に、マルチディスプレイ環境で起こりがちな現象です。
本記事では、画面外に移動してしまったウィンドウをキーボード操作で取り戻す方法をご紹介します。
手順:Alt + Space → M → 矢印キーで移動
1. ウィンドウをアクティブにする
まず、**「Alt + Tab」**を使って、画面外に行ってしまったウィンドウを選択し、アクティブにします。
ポイント:見えなくても、アクティブになれば次の操作が有効です。
2. システムメニューを開く
次に、「Alt + Space」キーを押します。これはウィンドウの右クリックメニューを開くショートカットです。
画面上には見えないかもしれませんが、メニューは表示された状態になっています。
3. 「M」キーを押して「移動モード」へ
続いて、「M」キーを押します。これは「移動(Move)」のショートカットで、ウィンドウの位置を変更できるようになります。
4. 矢印キーで移動し、Enterで確定
- 「↑」「↓」「←」「→」キーを使って、ウィンドウを画面内に移動させてください
- ウィンドウが見える位置に来たら、「Enter」キーで移動を確定
これで、見失っていたウィンドウが再び表示されるようになります。
この問題が起きやすいケース
- 外部モニターを外した直後(元の位置にウィンドウが残っている)
- リモートデスクトップやプロジェクター利用後
- 高解像度・マルチディスプレイ環境での作業中
- ノートPCと外部ディスプレイの切り替え後
まとめ
- ウィンドウが見えないのに開いているときは、Alt + Tab でアクティブにし
- Alt + Space → M → 矢印キーで画面内に戻す
- マルチモニター環境やモニター変更時に特に有効
ウィンドウを見失ったときは、再起動する前にぜひこの方法を試してみてください。
IT・ガジェット・電子工作の知識をこれひとつで

ここまで読んでいただきありがとうございます。最後に宣伝をさせてください。
PCアプリの操作解説、最新のガジェット情報、そして電子工作の専門書まで。 Kindle Unlimitedなら、あらゆるジャンルのIT・デジタル関連書籍が読み放題です。
「仕事の効率化」から「趣味の深掘り」まで、高価な専門書をわざわざ買わずに、必要な情報をその場で引き出せるのが最大のメリット。 現在は30日間の無料体験や、対象者限定の「3ヶ月499円」プランなどが用意されています。まずはご自身のアカウントでお得なオファーが表示されるかご確認ください。
