概要
Macには、紛失したデバイスを追跡できる便利なアプリ「探す(Find My)」があります。
では、Windowsにも同様の機能があるのか?
結論として、Windows 10 および Windows 11 には「Find My Device(デバイスを探す)」という機能が搭載されています。
この記事では、その使い方や有効化の手順、確認方法を詳しく紹介します。
Windows版「探す」=「Find My Device」とは?
「Find My Device」は、Windows 10以降に搭載されている位置情報ベースのデバイス追跡機能です。
万が一、パソコンを紛失したり盗まれたりした場合に、以下のような対応が可能になります:
- デバイスの現在位置を地図上で確認
- リモートでデバイスをロックして情報を保護
- Microsoftアカウント経由で操作
利用条件
この機能を利用するには、以下の条件を満たしている必要があります:
- Windows 10 または Windows 11 を実行していること
- Microsoftアカウントにサインインしていること
- デバイスがインターネットに接続されていること
- 位置情報サービスがオンになっていること
※Windows 7 にはこの機能は搭載されていません。
有効化の手順
手順1:設定アプリを開く
- 「スタートメニュー」 → 「設定(歯車のアイコン)」をクリック
手順2:「更新とセキュリティ」へ進む
- 「設定」画面から「更新とセキュリティ」を選択
手順3:「デバイスを探す」を選択
- 左側のメニューから「デバイスを探す」をクリック
手順4:「デバイスを探す」をオンにする
- 「このデバイスを探す機能はオフです」と表示されている場合は、「変更」をクリックし、「オン」に切り替えます
登録状態の確認方法
機能が正しく有効になっているかを確認したい場合は、以下の手順で確認できます:
- スタート → 設定
- 「更新とセキュリティ」 → 「デバイスを探す」
- 表示欄に「このデバイスを探す機能はオンです」と表示されていれば、機能は有効
実際にデバイスを探すには?
機能が有効になっていれば、実際に紛失した際には以下の手順で追跡可能です:
- 任意のデバイスから Microsoftアカウントのデバイスページ にアクセス
- ログイン後、「デバイスを探す」を選択
- デバイスの位置情報を確認したり、ロック操作が可能になります
まとめ
- WindowsにもMacの「探す」機能に相当する「Find My Device」がある
- 有効化には、Microsoftアカウントのログインと位置情報サービスのオンが必要
- 紛失時には、Webから位置確認やリモートロックが可能
- Windows 7 では利用できない点に注意
セキュリティを高めるためにも、「Find My Device」を事前に有効にしておくことをおすすめします。
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