Excelの「Power Query(パワークエリ)」機能を使えば、CSVファイルから必要な行だけを効率よく取り込み、変換処理が可能です。
今回は、特定の行範囲(例:12行目〜24行目)と、それ以降(例:26行目以降)のデータを個別に取得・整形する方法について学習しましたので、実際の操作手順をまとめてご紹介いたします。
実現したいこと
- CSVファイルから 特定の行範囲のみを抽出して取得したい
- 複数の区間をそれぞれ別クエリで取得し、必要に応じて結合・処理したい
操作手順:CSVファイルからデータを取得する流れ
以下の手順に従えば、CSVファイルから必要な行だけをPower Queryで取り込むことができます。
1. Excelを開き「データ」タブへ移動
まず、通常どおりExcelを起動し、上部メニューの「データ」タブに切り替えます。
2. 「CSVからデータを取得」
「データ」タブ内の以下のメニューを順に選択します。
- 「データの取得」
- 「ファイルから」→「CSVから」
次に、目的のCSVファイルを選び「インポート」をクリックします。
3. Power Query エディタを起動
ファイル内容のプレビューが表示されたら、「変換データ」をクリックしてPower Query エディタを開きます。
4. 特定の行のみを抽出(例:12行目~24行目)
12行目〜24行目を取得したい場合:
- 上部メニュー「ホーム」→「行の削除」→「先頭の行を削除」を選択し、11行を削除
- 続けて「行の保持」→「先頭の行を保持」を選択し、13行(24 – 12 + 1) を指定して保持
これにより、12〜24行目のみが残った状態になります。
26行目以降を取得するには:
別クエリを作成し、同様にして:
- 「先頭の行を削除」で25行を削除(25行目まで除外)
- 必要に応じてそのまま全行保持、または下位行を制限して保持
5. データの変換と調整
必要に応じて、以下のような処理を行います。
- 列のデータ型の変更(数値、日付、文字列など)
- 列名の変更
- 不要な列の削除や並び替え
- データのクレンジング(空白除去など)
6. Excelシートにデータを読み込み
編集が完了したら、上部メニューの「ホーム」→「閉じて読み込む」をクリックします。
データがExcelの新しいシート、または既存シートに読み込まれます。
補足:複数範囲のデータ取得をしたいときは?
「12行目~24行目」と「26行目以降」のように異なる行範囲を複数取得したい場合は、クエリを複製し、各クエリで別の処理を行うのが効果的です。
あとで結合したい場合は、「クエリの追加(Append Queries)」機能を使うことで、2つの範囲を1つのテーブルとしてまとめることも可能です。
まとめ
Power Queryを使えば、CSVファイルの中から任意の行範囲だけをピンポイントで抽出し、Excelに反映させることが可能です。
- 「先頭の行を削除」と「先頭の行を保持」の組み合わせで行範囲を指定
- それぞれのクエリを分けておけば、複雑なデータ処理も柔軟に対応
- 加工・調整後にExcelへ読み込んで活用
定型的なCSVデータの処理において、作業の自動化やミスの削減につながります。
ぜひPower Queryを活用して、効率的なデータ処理を実現してください。
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