PowerPointのプレゼン資料にExcelのグラフを貼り付ける際、グラフの配置位置をVBAで自由に制御したいという場面があります。
今回は、VBAを使ってPowerPointに貼り付けたグラフをスライド上の任意の座標に配置する方法を学びましたので、実際のコードとあわせてご紹介いたします。
実現したいこと
- Excel VBAからPowerPointを操作し、グラフを任意の位置に自動で貼り付けたい
.Leftと.Topプロパティを使って、スライド内の座標を指定したい
オブジェクトの位置指定:.Leftと.Topを使用する
PowerPointスライド上に貼り付けられた図形(グラフや画像など)は、.Left(横位置)と.Top(縦位置)で座標を制御できます。
以下はその基本構文です。
位置指定のサンプルコード
' グラフ(myShape)をスライドに貼り付けた後、位置を指定
myShape.Left = 100 ' 左端から100ポイントの位置
myShape.Top = 50 ' 上端から50ポイントの位置
.Left = 100:スライドの左端から100ポイントの位置に設定.Top = 50:スライドの上端から50ポイントの位置に設定
左上に配置したい場合
グラフをスライドの左上にぴったり貼り付けたい場合は、以下のように0を指定します。
myShape.Left = 0
myShape.Top = 0
スライドサイズとポイント単位の注意点
スライド上の座標は 「ポイント(pt)」単位で指定されます。
PowerPointの標準的なスライドサイズごとの参考座標は以下の通りです。
| スライド比率 | 幅(.Width) | 高さ(.Height) |
|---|---|---|
| 4:3 | 約 960 pt | 約 720 pt |
| 16:9 | 約 1280 pt | 約 720 pt |
この値をもとに、目的の位置や中央寄せの計算も可能になります。
応用:中央に配置するには?
スライドの中央にグラフを配置したい場合は、スライドサイズの半分からグラフサイズの半分を引くことで、中央座標を計算できます。
myShape.Left = (SlideWidth - myShape.Width) / 2
myShape.Top = (SlideHeight - myShape.Height) / 2
※ SlideWidth と SlideHeight はスライドサイズを取得しておく必要があります。
まとめ
Excel VBAを使ってPowerPointにグラフを貼り付ける際、.Left と .Top プロパティを使えば、自由な位置にグラフを配置することができます。
.Left,.Topで座標を明示的に指定0, 0を指定すればスライドの左上に貼り付け可能- スライドのサイズに応じて適切な座標を指定するのがポイント
プレゼン資料の自動生成や大量スライドへの一括配置など、作業効率化にもつながる便利な方法です。
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