PythonでWebスクレイピングを行う際に不可欠な知識のひとつが、「GETリクエスト」と「POSTリクエスト」の違いです。
これらは、Webサーバーとの通信を行う方法であり、適切に使い分けることで効率的かつ安全なスクレイピングが可能となります。
本記事では、それぞれのリクエストの特徴と、Pythonでの実装方法について詳しく解説いたします。
GETリクエストとは?
サーバーに「情報を要求する」リクエスト
GETリクエストは、Webページのデータを取得するために最も基本的なリクエスト方法です。
通常、ブラウザでURLを入力してページを表示する行為も、このGETリクエストによって行われています。
特徴
- データはURLに含まれる(パラメータ付きURL)
- リクエストはURLバーで確認可能
- 送信できるデータ量に制限あり
- 主に「検索」「一覧表示」などの場面で使用
PythonでのGETリクエスト(サンプルコード)
import requests
url = "https://example.com/search"
params = {'query': 'Python', 'page': 1}
response = requests.get(url, params=params)
print(response.text) # サーバーからのHTMLやJSONを表示
POSTリクエストとは?
サーバーに「データを送信する」リクエスト
POSTリクエストは、フォームやログイン情報などを送信するために使用される通信方式です。
GETと異なり、データはリクエストの本文(body)に含まれるため、より多くの情報を安全に送信できます。
特徴
- データはリクエストのbodyに含まれるためURLには表示されない
- 大量のデータ送信が可能
- ログインや検索フォームの送信など、ユーザー入力を含む場面で使用
- セキュリティ面でもGETより優れている場合が多い
PythonでのPOSTリクエスト(サンプルコード)
import requests
url = "https://example.com/login"
data = {'username': 'user1', 'password': 'pass123'}
response = requests.post(url, data=data)
print(response.status_code) # レスポンスコード(200など)を確認
GETとPOST、どう使い分けるべき?
基本的な選び方
| 用途 | 推奨リクエスト |
|---|---|
| Webページの情報を取得 | GET |
| フォームからの送信・ログイン認証など | POST |
| APIでのデータ取得(簡易) | GET |
| APIでのデータ登録・変更 | POST |
スクレイピングにおける判断基準
- 対象ページがURLだけで表示される
→GETで十分対応可能 - ログイン後でないとアクセスできないページ
→POSTでログイン処理を行う必要あり - 検索フォームで条件を絞る必要がある
→POSTまたはGET(サイト仕様により異なる)
注意点:スクレイピング時のマナーとルール
- 対象サイトのrobots.txtを確認する
- 過剰なアクセスを避け、適度な間隔でリクエストを行う
- 商用サイトのAPI利用規約を守る
GETとPOSTはHTTPの基本構造であり、正しく使い分けることで安定したスクレイピング処理が可能になります。
まとめ
PythonでWebスクレイピングを行う際は、GETとPOSTの違いを正しく理解することが非常に重要です。
- GET:データを取得するためのシンプルなリクエスト
- POST:フォーム送信やログインなど、データを安全に送るためのリクエスト
- 用途に応じて使い分けることで、スクレイピングの成功率が向上
これらの基本をマスターすれば、より高度なWebデータ取得もスムーズに行えるようになります。
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