目次
使用環境
- OS：Windows 10 Pro（バージョン：20H2）
- ソフト：Microsoft Excel VBA
経緯
VBAを使って、特定のセル範囲の値だけを消去したいと考え、
今回、「セルの値を消す方法」について学びました。
解決方法：ClearContentsを使う
セルの値のみを削除するには、ClearContentsメソッドを使用します。
コード例（J4セルからJ10セルまでの値を消す）
Range("J4:J10").ClearContents
コード解説
Range("J4:J10")で対象範囲を指定します。.ClearContentsを使うと、セルの値だけが消去され、
セルの書式や数式はそのまま残る形になります。
失敗談から学んだこと
当初は、.Deleteメソッドを使ってしまい、
対象のセルごと削除され、J列のレイアウトや数式までも崩れてしまいました。
その結果、セルの中身だけを消したい場合には、**.ClearContents**を正しく使うことが大切だと理解しました。
まとめ
VBAでセルの値のみを消したい場合は、
Range("対象範囲").ClearContents
と記述することで、値だけをきれいに削除できます。
データ更新や入力リセットを行う処理では非常に便利なメソッドですので、積極的に活用していきたいと思います。
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。
