使用環境
- エディション:Windows 10 Pro
- バージョン:20H2
背景
VBAでExcel操作をしている中で、
セル”A1″の左上にあるボタン(全セル選択ボタン)を押す操作を自動化したくなりました。
このボタンを押すとシート全体を選択できるため、
データ貼り付けや初期化など、作業を効率化するのに役立ちます。
そこで今回は、VBAでシート全体を一括選択する方法を学びました。
解決策:「Cells.Select」を使う
調べた結果、VBAではCells.Select
と記述するだけで、シート全体を簡単に選択できることが分かりました。
サンプルプログラム
Cells.Select
プログラム解説
Cells
は、シート内のすべてのセルを意味します。.Select
を付けることで、対象となる全セルを選択します。
つまり、**「A1の左上にある全選択ボタンを押したのと同じ状態」**を、VBAで再現することができます。
使用例
この操作は、たとえば
- シート全体にデータを貼り付けたいとき
- シートをまるごと初期化したいとき
- 書式や値を一括で操作したいとき
など、さまざまな場面で活用できます。
作業の自動化や効率化を図りたいときに非常に便利なテクニックです。
まとめ
Excel VBAでは、Cells.Select
と記述するだけでシート全体を一括選択することができます。
セル”A1″の左上にある手動ボタンと同様の効果を得られるため、
大量のデータを扱う作業や一括編集の場面でぜひ活用してみてください。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。