はじめに
STEPNでは、「USDC(USD Coin)」という暗号資産(仮想通貨)が利用されています。
今回は、USDCとは何か、その特徴や将来性について整理してまとめました。
USDCの概要
- 仮想通貨名:USD Coin(ユーエスディーコイン)
- シンボル(ティッカー):USDC
- 価格:1.00ドル(米ドルと連動)
- 時価総額:約6兆円(2022年2月時点)
- 市場ランキング:5位(2022年2月時点、CoinMarketCap調べ)
- 公式サイト:https://www.centre.io/usdc
USDCは、2018年9月にサークル社と大手暗号資産取引所Coinbaseによって共同発行された、米ドルと連動するステーブルコインです。
発行時から大手金融機関や監査機関による支援と監査体制が整備されており、高い信頼性を誇ります。
- ゴールドマンサックスからの出資
- グラントソントン・インターナショナルによる監査・資産証明の公開
- ニューヨーク金融サービス局によるライセンス取得
これらにより、USDCは透明性と信頼性の高いステーブルコインとして広く認知されています。
USDCの特徴
米ドルと価格が連動するステーブルコイン
USDCは、1USDC=1米ドルの価値を保つことを目的とした設計になっています。
米ドルと連動しているため、価格変動が極めて小さく、暗号資産市場特有の激しい値動きに左右されにくい特性を持っています。
このため、短期的なキャピタルゲイン(売買差益)を狙う投資対象には向きませんが、資産の安定運用やリスクヘッジに適しています。
VISA決済にも対応
USDCは、世界的な国際ブランドであるVISAにも採用されており、法人取引においてUSDCによる決済が可能となっています。
これにより、実社会における利用場面が広がりつつあり、単なる仮想通貨を超えた役割を担い始めています。
高い信頼性と透明性
冒頭で述べた通り、USDCは大手金融機関や監査機関と連携しており、資産の裏付けや運用状況について定期的に公開されています。
そのため、ステーブルコインの中でも特に信頼性が高いと評価されています。
また、USDCは**イーサリアム系(ERC-20)**のトークンであるため、イーサリアム対応のウォレット(例:MetaMaskなど)でも簡単に管理できる利便性も魅力です。
今後の展望
すでにVISAが法人向け決済にUSDCを採用しているように、今後も実用的な用途が増加することが期待されています。
また、TwitterがUSDCを活用した新しいサービスを検討しているとの報道もあり、今後さらに注目が集まる可能性があります。
個人的には、STEPNで稼いだGSTをUSDCに変換し、安定的に資産を保有する方向で運用を考えています。
円での保有にこだわる理由が薄れてきたこともあり、今後はUSDCの利用がますます増えると感じています。
まとめ
USDCは、米ドルと価格が連動する信頼性の高いステーブルコインです。
価格変動リスクを抑えたい場合や、資産の安定運用を目的とする場合に非常に有効な選択肢となります。
今後も社会的な利用が広がることが予想されるため、STEPNユーザーにとっても知っておきたい重要な暗号資産です。
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。