グロース投資は成長目指す企業への投資
グロース投資とは、他の企業(市場平均)よりも早く成長することが見込まれる企業に投資する手法です。「成長」というのは売り上げ、利益の増加のことで、利益につながる売り上げやキャッシュフローの上昇が期待されています。
グロースすること、つまり成長することが最優先事項なので、企業は新たに従業員を雇ったり、設備に投資したり、企業買収をするような形で、拡大路線を取ります。さらに大きく成長するため、稼いだ利益は自社の成長のために再投資します。
そうした企業に投資するのがグロース投資です。
グロース株は配当が期待できない
グロース株は稼いだ利益を配当として還元せず、より拡大するため自社の投資に回します。配当が少ないのもグロース株の特徴です。
また、売り上げや利益額に比べ、株価が高いのも特徴です。これは投資家が将来の成長、売り上げや利益の増加を期待しているからです。
グロース銘柄はリスク(リターンや株価の変動)が高くなります。投資家は大きな成長を期待していますが、この成長が実現しないときは、株価は急落する可能性があります。
逆に企業が成長することを見極めることができれば、リターンは非常に大きくなります。ただし、スタートアップ企業の場合には、投資初期には株価が動かなかったり、赤字に陥ることもあるので、長期的な視点が必要です。
グロース株に連動する米国ETF
グロース株に連動するETFには次の2つがお勧めです。成長を丸ごと買いたい場合はこのETFを買うと良いでしょう。
VUG バンガード・米国グロースETF（NYSE Arca）
CRSP USラージキャップ・グロース・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指す大型成長株に投資できるETFです。グロース株に連動するので配当利回りは高くありません。テクノロジー分野の銘柄が3分の１を占め、組み入れて上位銘柄には、マイクロソフト、アップル、アマゾンなどがあります。
QQQ インベスコQQQ 信託シリーズ１（NASDAQ）
ナスダック１００指数の構成銘柄の全てを組み入れ、ナスダック１００指数の価格・利回り実績に連動する投資成果を提供するETFです。インデックスETFに文されていますが、グロース株を多く組み入れており、上位銘柄にはアップル、アマゾン、マイクロソフトなどがあります。VUG、VOO（バンガードS&P500ETF）と比較すると、過去10年のトータルリターンで勝っています。
森は
森はグロース投資にすごく関心があります。IT、AI系の本や話が好きで、投資始めたばかりの頃、いろいろ調べてたんですが、なんせ、高い。
紹介したETFのQQQやVUGもやっぱり高い。
でも、グロース投資は配当金（分配金）も期待できないからな。
でも、欲しいな。
なんか、かっこいいしな。「QQQってさ・・・」とか言いたいな。
