Final Cut Proのライブラリをデスクトップに移動する方法と「ムービー」フォルダのエイリアス活用術

Final Cut Proをお使いの方の多くは、ライブラリ(Library)の保存先が自動的に「ムービー」フォルダになっていることに気付かれているかと思います。しかしながら、編集作業の利便性やファイル管理の観点から、「デスクトップにライブラリを置きたい」と感じることもあるのではないでしょうか。

本記事では、Final Cut Proのライブラリをデスクトップに移動する手順と、macOSにおける「ムービー」フォルダのショートカット(エイリアス)を活用する方法について、わかりやすくご紹介いたします。


目次

Final Cut Proのライブラリをデスクトップに移動する手順

  1. Final Cut Proを終了する
     編集中のプロジェクトがある場合は、アプリケーションをいったん終了させてください。
  2. 「ムービー」フォルダをFinderで開く
     ⌘ + Shift + H を押してホームディレクトリを開くと、「ムービー」フォルダが表示されます。
  3. ライブラリファイル(.fcpbundle)をデスクトップへ移動
     Finder上で、該当するライブラリファイル(例:MyProject.fcpbundle)をドラッグ&ドロップでデスクトップに移動します。
     ※コピーでも可能ですが、容量が大きい場合は「移動」することをおすすめします。
  4. Final Cut Proで新しいライブラリを開く
     Final Cut Proを起動し、「ファイル > ライブラリを開く > その他」から、デスクトップ上の .fcpbundle を選択すれば完了です。

macOSで「ムービー」フォルダのエイリアス(ショートカット)を作成する方法

「ムービー」フォルダを毎回探すのが面倒な方や、アクセスをもっと簡単にしたい方には、「エイリアス」の作成をおすすめします。

エイリアスとは?

macOSにおける「エイリアス」とは、元のファイルやフォルダへの参照を行うショートカット機能です。Windowsでいう「ショートカット」と同等の機能であり、見た目はアイコンの左下に小さな矢印が付いているのが特徴です。

作成手順

  1. Finderで「ムービー」フォルダを表示
     ホームディレクトリ(⌘ + Shift + H)からアクセスできます。
  2. 「ムービー」フォルダを右クリックし、「エイリアスを作成」を選択
     同じ場所に「ムービーのエイリアス」という名前のファイルが作成されます。
  3. 作成されたエイリアスをデスクトップに移動
     以後は、このエイリアスをダブルクリックすることで、いつでも「ムービー」フォルダに素早くアクセスできます。

エイリアスを活用するメリット

  • 実体のファイルやフォルダに影響を与えずに操作可能
  • 元の場所を移動しても追跡して開くことが可能(高い柔軟性)
  • Macの操作に不慣れな方でも簡単に使える

まとめ

Final Cut Proのライブラリをデスクトップに移動することで、編集作業の導線をより効率化できます。また、「ムービー」フォルダへのアクセスを簡単にするエイリアス機能は、macOSを使いこなす上で非常に便利な機能です。

ファイル整理や作業効率の向上を目指す方は、ぜひ今回ご紹介した方法をお試しください。

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この記事を書いた人

私が勉強したこと、実践したこと、してることを書いているブログです。
主に資産運用について書いていたのですが、
最近はプログラミングに興味があるので、今はそればっかりです。

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